こんにちは、Yossan(@hachiwari_eigo)です!
早いもので英語学習を初めて1か月ちょっとです。
今も様々な勉強法を試行錯誤していますが、自分が学生時代にやっていたことを現在はほぼやっていません。
英語学習の目的が昔と大きく異なるからだと思います。
今回は学生時代に取り組んでいたが学習法を振り返り、それらにどういうメリットデメリットがあったのかを確認しました。
それらを踏まえて今優先してやるべきことを考えたいと思います。
結論から述べますが、自分の学生時代の英語学習は
試験で良い点を取るために全力を注いでいた
これに尽きます。
当時は特に英語が話せるようになりたいという欲求は無かったんですよね。
どういった学習を行っていたかの詳細をこれから述べていきます。
私が学生時代に英語を勉強していた目的
目的は「定期テストや受験の英語科目で高得点を取るため」だけだったと思います。
今思えばほんまもったいない。。
もし自分が英語に対しての考え方が以下のようなものだったら取り組み方も違ったかもしれません。
- 留学がしたい
- 外国人の友達が欲しい
- 海外に行っていろんな国の方と話したい
- 英語を活かした職につきたい
- 英語は言語。話せないと意味はない!
やっぱり目的って大切です。
目的次第で手法が大きく変わる典型例です。
あとは受身か能動かという点も大きかったですね。
自分から英語スキルを身につけたいという能動的な欲求ではなく、学校でやらなきゃいけないから仕方なしにやるという「やらされている感」です。
これでは生涯使える英語は身に尽きませんし、目的となる試験が終われば知識が抜け落ちるのも当然です。
やはり学ぶというのは自ら積極的に行う姿勢が重要です。
学生時代に行っていた英語学習法
学生時代によく行っていた学習法をまとめるとこんな感じです。
- 単語の暗記
- 文法学習
- 英熟語・フレーズ学習
- 英作文
- 長文読解
以下細かく振り返ってみます。
単語の暗記

昔やっていた英語学習で真っ先に思い出すのが単語の暗記。
ほんとベタですが中学時代は、単語カードに英語と日本語を裏表に書いて必死で覚えようとしていました。
あとはひたすらノートに書きまくる。
何か呪いのノートみたいになってたような。。
単語帳も購入していましたし、マーカーを引いて赤いシートで隠すといった勉強法もしていました。
あと分からない単語が出れば分厚い英和辞典もよく使っていましたね。
昔は辞書で引くのが当たり前!
今ならググればすぐに意味だけでなく発音も分かります。
便利になったもんだ。。
ちなみに大学受験の前に行っていた単語学習は、その当時よりは実践的になっていました。
愛用していたのがZ会の「速読英単語」。
この特徴は単語単体ではなく、英文を通して単語を学習するところ。
文章から推察することも鍛えられるので、実際の試験でも役立ちました。
文法学習

中学、高校と定番の学習でした。
初めて英文法を学んだ時に日本語とは文章の構成が異なることを知り、英語の基本五文型を学ぶことは大切だと感じました。
ただ三単現やら過去完了形、関係代名詞、不定詞やら何やら様々な用語が飛び交っていて正直楽しくは無かったですね。
文法用語を今言われてもそれが何だと即答できる自信はありません(笑)。
でも文法は言語を学ぶの上で基本だと思っていたので、しっかりやっていたように思います。
英熟語やフレーズ学習
英熟語や英語フレーズも暗記するようにしていました。
定番の「How are you?」「I’m fine thank you」から始まったように記憶しています。
その時学んだフレーズは今でも使うことがあるので、少しはその時の学習が役に立っていると言えますね。
でも基本的にはまず参考書などで文章を読み、それをノートに書きながら覚えるというスタイルでした。
耳から覚えるという学習方法は皆無で、読んで書いて暗記するという形でした。
英作文
英作文も大切な学習でした。
でもこれは苦手でしたね。
基本的には短い文章のみ英訳できるように頑張っていたので、訓練により少しずつできるようになりました。
でもそれは会話で自分の思考を伝えるために英作文を鍛えていたわけではありません。
やはり試験のためです。
日本語を忠実に英文に訳そうという形でしたので、会話表現としては微妙なモノも多かったかもしれませんね。
長文読解
高校や大学の受験では必須の勉強でした。
長文読解のコツは「分からない単語は前後の文脈から推察する」という風に学んでいたのでそれを忠実に実行。
長文の全体像をつかむことが大切ですので、受験勉強に打ち込んでいた時はそれなりに文章を読めていたと思います。
ただやはりこれもリーディング力を鍛える学習でした。
ちなみにリスニングやスピーキングは?
記憶をさかのぼると。。
あまり自発的にリスニングやスピーキングを自発的にやっていないような。。
リスニングはテストでも問われるので多少はやっていたとは思います。
ただ自宅学習用のCDなどは持っていませんでした。
基本的には学校で学ぶだけだったと思います。
それもただ繰り返し聴くだけで、効率的なリスニング学習ではなかったですね。
学校でも外国人の非常勤講師がいたとは思いますが、あまり記憶に残っていないので。。
たぶんそんなに生の英語に触れる機会は多くなかったと思います。
発音に関しては発音記号の読み方を学びましたが、英語教師(日本人)が発音した音をカタカナで表記して覚えていただけ。
それでは正しい発音とは程遠かったのはいうまでもありません。
発音が試験で問われることも無かったから、勉強する必要がないと思ってたんでしょうね。。
当時の英語学習のメリット、デメリット
自分の学生時代の学習法をメリットデメリットは以下の通り
- 英語の基礎や知識を身につけられた
- 文法学習で正しく丁寧な文章を学べた
- リーディングとライティングスキルが身に付いた
- 学校英語教育の目的はそれなりに満たしていた
- 会話のスキルは身につかなかった
- 効率が良い学習法ではなかった(時間に対しての効果が低い)
- 発音に関して適切な指導はなかった
- リスニング学習はただ聞くだけだった(工夫がない)
- 楽しくは無かった
やはり最大の目標が受験である限り、そこで問われる内容をクリアするための学習でした。
正解があるものを解けるようにする訓練の繰り返しです。
もちろん基本を学べた部分は大きいです。
一方で一般的な英会話に必要な能力は身につきませんでした。
「聞いた内容を理解し、伝えいたい事を話せる」ことが、コミュニケーションでは最も重要だと思います。
その辺りに関してはかなり不足していたと言えます。
ちなみに学生時代の英語学習法の最大のデメリットは楽しくなかったこと。
学びとは本来楽しいものです。
新しい知識を得られた喜びというのは非常に価値のあるものだと自分は理解しています。
学生である以上もちろん受験勉強は大切ですが、それだけに集中してしまいました。
せっかくなら英語が話せるようになる勉強も自分でやっとけば良かったですね。。
過去から今後に活かせる事
目的が変われば手法が変わる
現在と学生時代では英語学習に対する目的が違います。
- 学生時代・・・受験で志望校に合格する
- 現在・・・とにかく話せるようになりたい
現在の目的から考えると、テストで点を取るための学習をしては遠回りになるということです。
コミュニケーションスキルを身につけるための最適な手法を見つけないとですね。
自分の定める期間(学習時間が600時間)までに英語が話せるようになることを目指して、常に学習方法をアップデートしたいと思います。
今は学びやすい環境が整っている
自分が初めて英語学習を行ったのは中学1年生の頃です。
当時の教材は学校で指定されたものに加えて、自分で購入するものも紙媒体が中心でした。
今はyoutubeでネイティブの発音が無料で聞けますし、オンライン学習やアプリを利用した学習などツールも豊富です。
使いこなし方次第で自分が過ごした学生時代とは異なり、飛躍的な成果が得られるでしょう。
自分の目的にあった「道具」も適切なものを選ばないとですね。
新しい学びで得られる楽しみを大切にする

学生時代の勉強法のデメリットで書いた通り、受験を目的とした英語学習では楽しむことはできませんでした。
40才を超えてから学習を始めたので、せっかくなら学ぶことの楽しさを感じながら学習をしたいと強く思います。
- 聴き取れなかったフレーズが聞き取れるようになった
- 発音が滑らかになった
- 外国人の方とコミュニケーションが取れるようになった
- 好きなドラマが字幕なしで理解できた
そういった一つ一つの成長を噛みしめながら、英語学習を進めていきます。
楽しいことは自然と続けられますしね!
まとめ
今回は自分の学生時代に行っていた英語学習を振り返ってみました。
学生時代と今とでは英語学習に対する私自身の目的が変わりました。
何度も言うように受験の為ではなく、英語で自然なコミュニケーションが取れるようになることが最大の目標です。
時には昔のように地道に取り組んでいた学習法が役に立つこともあるかと思いますが、現時点では会話に特化した学習に力を注いでいきます。
本日はここまでです。
ではまたっ!