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皆さんはGrapeSEED(グレープシード)をご存じですか?
植物油の方ではないですよ(笑)
GrapeSEEDとは幼児から学童期に学べる英語学習カリキュラムの事です。
私の娘(6才)も4歳からGrapeSEEDのレッスンを受けています。
今は小学校も英語教育が必須となり、幼児期からの英語教育に関心がある保護者の方も多いのではないでしょうか?
しかしながら英語を習わせたいと思っていても、下記の様な悩みがあると思います。
今回の記事ではGrapeSEEDというものがどういうものか、私見も交えながら解説していきたいと思います。
個人的な意見ですが結論としては
『GrapeSEEDは幼少期から英語を学ぶ上で、綿密にデザインされた優秀な学習カリキュラムである』
と言えそうです。
GrapeSEEDは子供たちが楽しく自然に学べる学習です。
それではこれから詳細について述べていきます。
なお現時点で約2年間GrapeSEEDで学習した娘の体験記も記事にしています。
ご興味のある方はこちらもご覧ください。
GrapeSEEDって何?
GrapeSEED(グレープシード)とは、第2言語として英語を学ぶ子供たちの為に開発されたカリキュラムです。
この開発には子供が言語を覚えるメカニズム、英語の言語教育に関する研究を重ねて、様々なノウハウが凝縮されています。
GrapeSEED公式サイトによると世界17か国に約900校以上、約7万名以上の受講生がいます(2021年1月現在)。
対象年齢は言語を習得するのに適していると言われている4~12歳となっています。
カリキュラムの中で最も重視しているのは、口頭コミュニケーションスキルの発展。
英語における「聞く」「話す」といった会話に必要な能力を、英語のみの環境で重点的に学びます。
ただし「読み」「書き」に関しても全く習わない訳ではなく、カリキュラムを通して基礎が学べる仕組みとなっています。
グレープシードの学習効果
公式サイトに記載されている学習効果は以下の通りです。
①聞いて理解し答える力
②話して明確に伝える力
③読んで理解する力
④書くための準備
引用:GrapeSEED公式サイト
①②の「聞く」「話す」という力が上位に来ていますが、これらがGrapeSEEDで最も期待される効果と言えるでしょう。
英語の音や表現を聞いて理解し、話す相手や状況に合わせて表現を選んで使える事を目指しています。
教材では実生活に基づいた身近な表現に触れることが多いことから、日常会話スキルが身につきやすいのではないでしょうか。
③④の「読む」「書く」に関しては初期ではそれほど重視されていませんが、ステップアップしていく中で徐々に比重が大きくなります。
小学生の後半になると「複雑な文章も読めて、自分の思いや考えなどが書けるようになる事」を目指します。
最終的には①~④のスキルを総合的に身につけられるようカリキュラムが設定されています。
GrapeSEEDのしくみ
二つの学習環境「TSI」と「REP」
GrapeSEEDでは二つの大きな学習環境があります。
それがTSIとREPです。
直訳すると以下の通り。
TSI(Teacher Student Interaction)・・・教師と生徒の相互作用
REP(Repeated Exposure &Practice)・・・再体験と反復練習
簡単に説明すると
TSI・・・ネイティブの先生によるクラスレッスン
REP・・・家庭用教材を用いた自宅学習
TSIでは先生とのコミュニケーションの中で英語を体験し、そのなかで「聞く」「話す」「読む」「書く」の総合スキル習得を目指します。
REPではTSIでの学習体験を自宅でCD・DVDを用いて何度も再体験させることで、学習効果の定着化を目指します。
これら二つの環境で毎日英語に触れることにより、学習の相乗効果を生むと考えられています。
レッスンの特徴
- 4~12歳まで一貫したカリキュラム
- レッスン時間は50分
- コミュニケーションに重要な「聞く」「話す」を重視
- 繰り返し英語の音に触れる
- 子どもを飽きさせない様々なプログラム
レッスンはUnit1~Unit40までの教材を用いますが、4~12歳の年齢に応じて段階的に英語能力を養います。
GrapeSEEDのカリキュラム上4歳からスタートする必要があり、5歳以上から入会したいと思っても途中入会はできません。
レッスンでの学習時間は50分間です。
初めは会話で重要な「聞く」「話す」が中心ですが、少しずつ「書く」「読む」にも触れていきます。
語学を定着させるには何度も同じ言語に触れる必要があり、反復練習を重視しています。
またレッスンでは子供たちが興味を引くための様々な工夫がなされています。
楽しく魅力あふれる歌やイラスト、物語などを用いて楽しい学習が可能となっています。
「4歳から始めて子供が集中できるのか不安」という方もいるかもしれません。
しかしGrapeSEEDでは、子供たちが楽しめるように体を動かしながら歌ったり踊ったりしながら、英語表現の指示や動作を学ぶことができます。
例えば手遊び歌の「あったま~か~た~ひ~ざ~ぽんっ♪」も「Head shoulders knees and toes♪」と口ずさみながら体も動かします。
これなら難しいことが分からない年齢でもできますよね。
教師用教材
レッスンではネイティブの先生が子供たちが興味を引くように、様々な学習方法や教材を用いて教えます。
公式サイトに載っている一部をご紹介します。
例えば「ACTION ACTIVITIES(動きを交えたレッスン)」では、動作の中で英語の意味を理解させます。
動きが示された絵を見ながらジャンプをしたり、動物の動きを真似したりしながら動作に関する適切な英語表現を学びます。
単語の学習には「VOCABULARY PICTURE CARDS」と呼ばれるカードを活用します。
GrapeSEEDでは全て英語のみでの授業ですので、単語の意味を日本語で説明することはありません。
このカードは語彙力を向上させるために用いられていますが、絵を見て直感的にその意味を理解することができるわけです。
その他にもオリジナルの歌や物語、読む力を鍛えるカードなど様々なレッスン用教材を先生が使いこなし、子供たちが飽きずに学習できるための仕組みができています。
具体的なREPの方法
- 毎日30分以上実施する
- レッスンがある日はCDかDVDのどちらを行う
- レッスンが無い日はCDとDVDの両方を行う
REPでは配布されている家庭用教材を用います。
家庭用教材はUnit1~Unit40まであり、それぞれテキスト、CD、DVDがあります。
CDとDVDは大体30~40分くらいのボリュームですね。
CDはテキストの内容が全て記載されており、REPではCDとテキストをセットで使用することが推奨されています。
またCDでの学習ではテキストの文章を指や目で追いかけるトラッキング学習を行うことが効果的だとされています。
一方でDVDでは口の動きを見たり動作と英語をリンクさせたりと視覚的に学習することで、CDやテキストの理解を深めます。
ネイティブの子供たちの口元を見ながらのフォニックス、様々な単語の意味や発音、英語の歌やダンス、物語の魅力的なキャラクターのアニメーションなど内容は盛りだくさんです。
REPでは毎日反復して学習することで英語の定着を目指します。
REPを毎日やるのは結構大変!!
でもやり続けることで確実に実力はついてきそうです!
どこで受けられる?レッスンの頻度や費用は?
レッスンが受けられる所は?
世界中で採用されているGrapeSEEDですが、日本ではどこで受けられるのでしょうか?
- 幼稚園
- 保育園
- インターナショナルスクール
- 英会話スクール
公式サイトに載っている導入園は日本全国で142校となっています(2021年1月時点)。
特徴的なのは多くの幼稚園や保育園、認定こども園、インターナショナルスクールなど幼児教育施設で導入されている事でしょう。
幼児教育施設で採用されいている場合、通園している子がそのままレッスンに入れるのもメリットです。
私の娘も幼稚園にGrapeSEEDが導入されているので、幼稚園の活動が終わった流れでレッスンに移ります。
英会話スクールに通う場合では、幼稚園から帰った後にさらに送迎が必要になりますので、幼稚園などで導入されていると忙しい親御さんには非常に助かります。
読者の方でGrapeSEEDにご興味を持った方は、ご自宅から通える範囲に導入園があるのか、公式サイトから調べてみると良いかもしれませんね。
レッスン回数と費用
- レッスン回数は週3~5回(導入園による)
- 幼稚園のレッスン料が保育料に含まれるケースと課外活動と分けられるケースがある
- 英会話スクールなどのレッスン料は週2、3回で2万円台が相場
- レッスン料の他に入会金、教材費、ライセンス料などがかかる場合がある
- レッスン回数や料金体系は導入園ごとに異なるので、直接問い合わせるのがおすすめ
レッスン回数や費用は導入している園によっても異なるようです。
週5回レッスン行う幼稚園もあれば、週3回のところもあります。
私の娘の幼稚園では週に3回のレッスンです。
(※レッスン回数が少ない所では、6年生まで継続してもUnit40まで進まないことになるようです。園の方針やどこまで進む予定なのかは確認した方が良いかもしれません。)
費用に関しては幼稚園や保育園の場合、保育料にプラスしてレッスン料などを月額○○円という場合もありますが、こららを含めてる場合もあるので一概に比較はできません。
英会話スクールなどで料金体系が提示されているのを参考にすると、週2,3回のレッスンで2万円台の所が多いようです。
その他に入会金や教材費、GrapeSEEDのライセンス料などがかかる場合があります。
娘の通っている幼稚園ではレッスン料は1万円台。
料金面だけでいえば、英会話スクールよりも安価かもしれないですね。
ただ一概にレッスン費用だけ比較して「高い」「安い」というのもナンセンスかもしれません。
知り合いのお子さんが別の幼稚園でGrapeSEEDを受けていますが、先生の数が豊富で質も高く、運営も自分の娘が行っている幼稚園よりも充実しているように個人的に感じています。
導入園によってGrapeSEEDを取組んでいる体制、過去の実績(導入歴や最後までやり遂げた人数など)などが異なるのではないかと思います。
GrapeSEEDを習わせてみたい場合、学習カリキュラムを活かせるだけの環境となっているかを事前に調べておくと良いかもしれません。
導入園のHPだけを見ても分かりづらいところがありますので、説明会などが実施されている場合は受けた方が良いでしょう。
ただ私も説明会に参加しましたが、当時は予備知識がほぼ無い状態でしたので、ただただ何だか良い教育方法なんだろうなという印象でした。
今ならもう少し違った見方で説明会に参加できたのではないかと感じています。
「本当に自分の子供に適した方法なのか」「親が環境を整えるのには何が必要か」など、そういった視点で説明会に参加すれば良かったです。
分からないことがあれば、積極的に導入園やスクールの担当者に聞かれると良いと思います。
まとめ
本日はGrapeSEEDについてまとめてみました。
- 第2言語として英語を習得するために開発されたカリキュラム
- レッスンでは子供が楽しめる内容が豊富(歌、ダンスなど)
- 「聞く」「話す」を中心に「読み」「書き」も学び英語の総合スキルの獲得を目指す
- 様々な教師用教材とUnit40までからなる家庭用教材
- 二つの学習環境(TSIとREP)で繰り返し学ぶことで英語力の定着を目指す
GrapeSEEDがどういったものか少しご理解いただけたでしょうか。
私の子供も毎日楽しみながらGrapeSEEDで英語を学んでいます。
ただどんなに優秀なカリキュラムであっても、レッスンをしっかり受けて自宅学習を反復しないと英語を習得するのは難しいでしょう。
子ども達はまだまだ自分自身でモチベーションを保つの難しいと思います。
いかに楽しく興味を持たせるか。
その為には導入園に任せるだけではなく、保護者のサポートが非常に重要となってきます。
今回の記事が子供に英語を学ばせたい親御さんにとって参考になれば幸いです。
それでは本日はこれで失礼します。