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- 子どもがGrapeSEEDを習っているがイマイチ集中できていない
- 小学生はどんな感じでGrapeSEEDのレッスンを受けている?
- 親はどのようにサポートすれば良い?
こんにちは、よっさんです。
今回は久しぶりに娘の英語奮闘記となります。
私の娘(小1)は4歳の頃からGrapeSEED(グレープシード)という英会話レッスンを受けています。
GrapeSEEDは世界17か国の子どもたち(4~12歳)が学んでおり、第2言語として英語を習得するためのカリキュラムです。
娘自身は毎日楽しく英語の勉強を続けているのですが、最近妻がレッスンを見学する機会がありました。
その話を聞いて私が考えた『小学生がGrapeSEEDを継続する上での問題点と対策』を今回の記事でシェアしたいと思います。
結論から述べると
- モチベーションや集中力の低下
- 実力が把握しづらい
- 会話の実践が少ない
これらが問題点であると個人的に感じました。
ここから私見を述べつつ、具体的な対策もご紹介しています。
お子さんが現在GrapeSEEDを習っている、またはこれから習わせたいとお考えの方にぜひ参考にしていただきたいと思います。
それでは参りましょう!
GrapeSEEDとは
まずは簡単にGrapeSEEDについてご説明します。
先ほども述べましたが、GrapeSEEDは世界17か国、約7万名以上の子どもたちがレッスンを受けています。
これだけ多くの国で採用されているのは第2言語として英語を習得するのに優れた学習法と認められているからでしょう。
対象年齢は4~12歳ですので、幼稚園で言えば年中にあたる年齢から開始し小学6年生まで一貫して学ぶ形となります。
GrapeSEEDでは「口頭コミュニケーションスキル」の発展に力を注いでいますので「聞く」「話す」が中心のレッスンです。
ただし「読む」「書く」が全く無いわけではなく、基礎を学ぶことはできます。
レッスンの大きな特徴として「TSI」と「REP」という二つの学習環境があります。
TSI・・・ネイティブ教師によるクラスレッスン
REP・・・家庭用教材を用いた自宅学習
この2つを毎日継続することがGrapeSEEDをより効果的に学ぶ基本となります。
なおレッスン中は一切日本語を使用しません。
ダイレクトメソッドで英語脳を鍛えることができるという事ですね!
ところでGrapeSEEDはどこで学べるの?
レッスンを受けられるのは導入している幼稚園や保育園が中心で、一部英会話スクールでも受講できます。
導入園を知りたい方は公式サイトを参考にしてみて下さい。
GrapeSEEDにより詳細な内容は過去記事にまとめてますので、もう少し知りたい方はこちらもご覧ください。
娘の学習状況
これまで取り組んできた学習時間
娘がGrapeSEEDに取り組んできた学習時間を計算してみたら、概算ではありますが2021年6月末時点で約600時間以上が経過していました。
計算は以下の通りです。
まずGrapeSEEDのレッスンは導入園によって1週間当たりのレッスン回数が異なります。
多い所で週に5回レッスンが行われるのですが、私の娘が導入している幼稚園は週に3回(1回50分)となっています。
また基本的に毎日の自宅学習としてCDまたはDVDを約30分視聴します。
本来レッスンが無い日は両方を視聴して約1時間取り組むことが推奨されていますが、なかなか時間が確保できないので娘は一つのみ視聴しています。
ちなみに体調不良やその他の理由などで見れない日もありました。
それでも週に6回は自宅学習はできていると思います。
以上の条件を考えると
【1週間当たりの学習時間】
レッスン 50分×3回=150分
自宅学習 30分×6回=180分
合計330分
【1日平均学習時間】
330分÷7日=約47分
【2年3か月での総学習時間】
約47分×820日=約38,540分=約642時間
これはあくまで概算であり、レッスンがコロナ禍で休みになったり、体調不良などで休んだ日もあるのでもう少し短いかもしれません。
それでも約600時間以上は学習してきたと思います。
小学生になってからも登校前に毎日がんばっています。
朝活小学生ですね!
娘の現在の英語力
現時点での英語力をお世辞抜きな視点で見てみると
- 発音はネイティブに近い
- ネイティブ英語をしっかり聞き取れる
- スラスラとテキストが読める
- 初めて見る単語も推測して発音できるときがある
- アルファベットだけでなく簡単な単語も書ける
発音に関しては本当にキレイだと思います。
これは2年以上もほぼ毎日英語を聴き続けてきた大きな成果でしょう。
また耳から入る学習が多いので、ネイティブ英語を聞き取れる力もついているように感じます。
最近どの程度できるようになったのか確かめたくて「テキストを読んでみて」と聞いてみました。
そうすると長い文章もスラスラと読めています。
めっちゃ読めてるし!
音声変化も自然とできている。
繰り返しテキストを見ながら音源を聴いているので、きっと暗記してるからのだろうと思いました。
確かにそういった部分もあるのですが、初めて見せてみた単語も読み方を想像して正しい発音ができる場合があります。
これはレッスンでフォニックスを学んでいる効果だと感じました。
また娘はなぜかライティングが楽しいみたいで、少しずつ単語も覚えて書けるようになっています。
読み書きはメインではないのですが、総合的に英語の力が向上しているのではないでしょうか。
小学生がGrapeSEEDを受ける上での問題点
それではここから私が感じた小学生がGrapeSEEDを続ける際に生じる問題点を述べていきます。
なお、あくまで私の娘が通っている園でのレッスンについての感想です。
導入している園によってはレッスンの取り組み方が違うケースもあるかもしれません。
その辺りはご理解いただいた上でぜひ参考にしてもらえればと思います。
- モチベーションや集中力の低下
- 実力が把握できない
- 会話での実践が不足
GrapeSEEDを習わせ始めた当初から不安視していた部分でもあるのですが、もっとも大きな課題はモチベーションを維持できるかでしょう。
今回妻がレッスンを見学した際に、残念ながら集中力を切らしている子も多数いたようです。
習い始めの頃は新しい経験で楽しく取り組めていた子も、2年以上継続していく中でマンネリ化しているのかもしれません。
明らかにやる気が低下してしまっているように感じたとの事。
まだ4歳くらいであれば親のいう事を素直に行動していた事も、小学生くらいになると自分の意思が強くなって反発することもあるでしょう。
また他の習い事や遊んでいる方が楽しくてそちらを優先したいケースも考えられます。
楽しくないと感じれば集中できないのも当然かもしれません。
2つ目にGrapeSEEDのカリキュラム上の問題でもありますが、テストなどが無いので客観的な英語力が判断できません。
幼稚園の運営担当の方に聞いてみても
「娘さんは非常によく取組んでいて、とてもがんばっていますよ!」
と言われるだけです。
(もう少し具体的にどこが出来ていて、何が苦手なのかを知りたいんやけど。。。)
子どもの英語力が把握できると親も少し安心しますし、子ども自身のモチベーションになるでしょう。
最後に感じた問題点が会話での実践が不足していることです。
レッスン内容や教材自体は素晴らしいと思いますし、発音やリスニング力はしっかり身についていると感じます。
しかしグループレッスンですので、先生と一対一で会話形式で話す量が少ないのが現状です。
聞いてみると簡単な質疑応答はあるようですがそれほど多くありません。
また順番が回ってくる間は他の子の発言を聴いているだけになります。
もう少し先に進めばレッスン形式も変わってくるかもしれません。
ですが早い段階でも会話する機会が多い方が良いのではというのが個人的な意見です。
どういったサポートが必要?
小学生の間もGrapeSEEDを続けていくために、どういったサポートが必要か考えてみました。
- 英語を学ぶ目的を一緒に考える
- 親が一緒に勉強する
- 子どもの英語資格を受けてみる
- 実践の場を設ける(オンライン英会話など)
- 無理なら辞めるのも選択肢の一つ
①英語を学ぶ目的を一緒に考える
大きな課題であるモチベーション問題についてですが、まずは子ども自身が英語を学ぶ目的を持つことが大切だと感じます。
大人が英語を勉強する上でも「目的をまず考えましょう」というのを聞くことが多いですよね。
幼児から英語学習を始める場合、多くは親御さんの意思で始める形だと思います。
ですが子どもの意思というのも大切です。
最初はムリでも小学生ぐらいになった時には「英語が話せるようになって何をしたいのか」というのは考えるタイミングかもしれません。
ほんの小さな目標でも構わないので一緒に考えてみることをおすすめします。
ちなみに娘は外国に行って外国人と話せたら楽しいから英語を話せるようになりたいみたいです。
②親が一緒に勉強する
次にこれは私が実践していることではありますが、親も一緒に勉強するというのもおすすめです。
私は英語を本気で取り組んでいる姿を毎日娘に見せています。
多少なりとも「お父さんも頑張っているから私もやろう」という風に感じてくれているのではないかと考えています。
元々私が英語を始めた目的の一つが子供に対して学ぶ姿勢をみせることでした。
そして私は英語が少し話せるようになり「こんなことがあって嬉しかったで」という事を伝えるようにしています。
英語が話せると何ができるのかという具体例を示してあげるのが良いのではないでしょうか。
ただ私の様に時間をかけて英語を勉強できないという方が多いでしょう。
そんな方でもぜひGrapeSEED教材を一緒に聞いてみて下さい。
ただ「毎日やらないといけないからしっかりやるのよ!」と口だけで言っても子どもはやる気が出ません。
それに一緒に聞いていると色々と教えてくれるので、子どものアウトプットにもつながります。
③子どもの英語資格を受けてみる
先ほども述べたようにGrapeSEEDではテストを行うことはないので、お子さんの英語力を客観的に測る指標がありません。
そこでやってみる価値があるのは子ども向けの英語資格を受験してみる事です。
- 英検Jr.
- JAPEC児童英検
- JET(ジュニアイングリッシュテスト)
- TOEFL Primary
- 国連英検ジュニアテスト
それぞれ試験の特徴がありますが、幼児期からでも受験可能なテストもあります。
テストを目標にすることで実力把握と共にモチベーションの維持も期待できそうです。
これはやってみる価値はありそうですね!
私も時期をみて娘に受験させてみようと考えています!
④実践の場を設ける(オンライン英会話など)
GrapeSEEDのレッスン形式で不足していると感じたのが一対一の会話であると述べました。
これを解消するにはレッスンとは別で実践の場を設けてあげる必要を感じました。
その一つの手段として子ども向けのオンライン英会話が良いでしょう。
オンライン英会話も複数社あり迷ってしまいますが、子供向けカリキュラムが充実しているスクールを選ぶと良いでしょう。
私はQQ Englishというオンライン英会話を利用していますが、このスクールでは『QQキッズ』という子ども専用のオンライン英会話もあります。
ものは試しということで娘も無料体験を2回受講してみました。
また改めてブログにまとめる予定ですが、反応は上々でした。
ただやはり会話に関しては苦手な部分も見受けられました。
まだ入会はしていませんが、今後の様子を見ながら検討していこうと考えています。
QQキッズの無料体験はこちら⑤無理なら辞めるのも一つ
最後にいろいろ試してみたけど、お子さんが集中してGrapeSEEDを続けられそうに無いというケースもあるでしょう。
その様な場合はあえて辞めるという選択肢も悪くはないのではないでしょうか。
親としては英語を話せるようになって欲しいと願っても、お子さん自身のやる気ができなければ続けていくのは厳しい状況です。
「いやいやでも絶対に続けさせたい!」という親御さんの気持ちも分かります。
正直私も「子どもの頃から英語は学ばるべきだ!」と信じて習わせ始めました。
でも今は別に後からでも英語は話せるようになるだろうなと感じます。
もちろんネイティブの発音を身につけたいというのであれば幼少期の方が良いのかもしれません。
しかし、ただ単にコミュニケーションを取ることが目的なのであれば、ジャパニーズイングリッシュでも十分通用すると思います。
お子さんの貴重な成長期ですので大切にしてあげたいですよね。
別の部分に力を注いだ方が伸びるというものがあるのであれば、長々と引っ張るよりも良いと思います。
私もこの先娘が続けられないと感じれば、無理してやらせるもりはありません。
まとめ
今回は小学生になった娘が現在もレッスンを受けているGrapeSEEDの問題点とそれに対する対策をまとめてみました。
「子どもの教育にはできる限り力を注いであげたい」という思いの親御さんも多いと思います。
その中でも英語は人気の高い習い事と言えるでしょう。
今回はGrapeSEEDをテーマにまとめてみましたが、他の英会話を習わせている方にも共通する部分はあるのではないでしょうか。
せっかく習い始めた英語をより充実させていくには、子どもが続けやすい親が整えてあげるのが大切だと考えています。
やらせるのではなく自発的に子どもが取り組めるように導いてあげたいですね。
今後も娘の英語学習や長男(3歳)の英語奮闘記もたまに更新していきます。
子どもの英語教育に関心のある方にとって参考になる情報をお伝えできればと考えていますのでよろしくお願いします!
それでは本日はこの辺で!