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こんにちは、よっさんです。
英語学習者の方にお聞きしたいのですが、VERSANTというスピーキングテストは受けられたことはありますか?
こちらはスマホで24時間いつでも短時間で受験可能なスピーキングテストです。
近年ではスピーキング力測定の為に、企業や英語コーチング(トライズやプログリット)などで導入されているようですね。
ちなみに私は英語力の目標の一つとしてVERSANTで64点を取ることを掲げています。
ブログのタイトル通り80点満点のはちわりを目指してます!
まず英語学習を開始した今年の1月に受けた初回は36点でした(日本人の平均が38点)。
1回目のテストについては過去記事にもなっていますので、興味のある方はこちらもどうぞご覧ください。
~英語初心者がVERSANT(バーサント)に初挑戦してみた~
そして1月から学習を開始して150時間が過ぎたので、今月2回目を受けることにしました。
まず結論から述べるとタイトルにある通り、結果は32点と点数を下げてしまいました。。
これまで自分ではいろいろと取り組んできたのですが、どうやら才能が無いようなので英語学習はこの辺で終了したいと思います。。
今までありがとうございました。。。
とは、ならないですよ(笑)
どうやら昭和世代のおっさんは諦めが悪いようです。
今回は私が目標点を達成するために必要な課題とVERSANT対策をまとめてみました。
これからVERSANTを受けてみようと考えている方の参考になれば幸いです。
それでは参りしょう!
VERSANTについて
まずはVERSANTを知らない方のために概要をまとめてみました。
料金(税込):5,500円
受験方式:オンライン(PCまたはスマホアプリ) 24時間365日受付
試験内容:計63問 (内訳は下記参照)
所要時間:約20分
判定レベル:日常会話~ビジネス
結果通知:テスト終了の数分後
評価:VERSANTスコア 80点満点(CEFRやGSEとの相関が測れる)
続いて問題構成は以下の通りです。
パート | 出題内容 | 本テスト |
A | 音読 | 8問 |
B | 復唱 | 16問 |
C | 質問 | 24問 |
D | 文の構築 | 10問 |
E | 話の要約 | 3問 |
F | 自由回答 | 2問 |
パートAのみ表示された文を読む形式ですが、残りは全て英語の質問を聞き取り回答する形です。
ネイティブスピードのリスニングと高いスピーキング力が求められるテスト内容となっています。
VERSANTスコアの結果(1回目、2回目の比較)
では1回目と2回目のスコアシートを見てみましょう。
VERSANTスコアの1回目から2回目の推移はこの通りです。
総合スコア 36点 → 32点
サブスコア
文章構文 39点 → 40点
語彙 33点 → 30点
流暢さ 34点 → 28点
発音 36点 → 30点
はい、勉強の甲斐なく見事に点数が下がっています。
なんでや。。なんでなんや。。。
約150時間の学習は夢の中でやってたんか??
ひさびさに「なんでやねんっ!」ってシンプルに突っ込みました。
一瞬の虚しさと共に沸き起こってきたのが、自分への憤りとこれからのことでした。
こうなりゃ本気で64点を目指そう!
今までが本気じゃなかった訳ではありません。
ただ目標としている64点のための対策を十分とっていたかと言われれば、そうでは無かったように思います。
今の英語力からどうれば目標を達成できるのか?
現時点の課題と具体策を考えていきます。
なお、VERSANTのスコアは以下のような目安があります。
公式サイトによれば日本人の平均が38点、海外で仕事ができるレベルが47点とされています。
しかしまぁよく英語をまともに話せない人間がVERSANT64点を目指すとかよう言うたもんです。
英語をある程度勉強してる方からすれば、「何言うてんねん、このおっさん」って思われていたでしょう。
2回目のテストを受けてこのテストの難しさを改めて痛感しました。
相手の力が分かるのは少し自分の力がついてきたという事でしょうか?
ええように捉えすぎですけど(笑)。
現時点での課題
正直課題が多すぎて全部挙げればキリがないです。。
まずは2回目のテストを終えた段階で特に気になったものは以下の通り。
- 滑らかに話せない
- 発音が不正確
- 長文リスニングの対応
- 聞き取った語句を誤って認識する
- 語彙力不足
- 瞬時に文章を構成する力
- 音声認識への慣れ
詳しく見ていきましょう。
①滑らかに話せない
VERSANTスコアは以下のポイントで採点されます。
内容(語彙と文章構文)と 話し方(発音と流暢さ)を評価し、総合スコアを算出しています。サブスコアの比重は全て同じではありません。サブスコアの比重は下記のとおりです。
語彙:20% 文章構文:30% 発音:20% 流暢さ:30%
引用:VERSANT公式サイト FAQ
これをふまえると「流暢さ」、つまりどれだけ滑らかに発音できるかが大きなカギとなります。
前回との比較では流暢さは34点から28点と大きく点数を下げました。
これまで発音や音声変化を学んだことで滑らかに話せるようになっているとは感じていたのですが。。
機械による客観的な判断としては伸びていないという事なのでしょう。
特に長い文章に対して詰まる傾向が多くみられました。
流暢さは全てのパートで問われる力なので超重要!!
②発音が不正確
発音に関しても36点から30点と大きく点数を下げました。
これは自分が正しいと思っていた発音が間違っていた可能性があります。
カタカナ英語の影響も抜け切れていないのかもしれません。
子音や母音の発音、アクセントの位置などを改善していく必要があるでしょう。
③長文リスニングの対応
短い文はある程度聞き取れるのですが、長い文になるとやはり難しい。
前半の部分で「この単語の意味はなんだろう?」などと考えている間に、どんどん文章は進んでいきます。
またパートBの復唱やパートDの文の構築、Eの話の要約では、聞いたフレーズを暗記しないと答えられない部分があります。
内容を理解しつつ、長めのフレーズも暗記しなくてはいけないので私にとってはハードルが高い。。
ただパートA以外は長めのリスニング力が問われるのでしっかり鍛えたい能力です。
④聞き取った語句を誤って認識する
ネイティブスピードだと単語やフレーズを別の語句だと聴き間違えてしまうことがあります。
これにより誤った理解をしてしまい、問いに対して不正解となった可能性があります。
速いスピードであっても単語、フレーズ共に正確にリスニングする力を向上させる必要があります。
⑤語彙力不足
常々言っていますが、私はまだまだ語彙力不足です。
VERSANTで求められる語彙力は「日常的かつ一般的な単語の理解」となっているので、それほど難易度の高い単語が出るわけではありません。
それでも私にとってはまだまだ知らない単語があるのが現状。
特に文章をしっかりと把握するには内容語の理解が必須です(内容語の反対は機能語)。
ちなみに内容語は以下のものがあります。
- 名詞
- 動詞
- 形容詞
- 副詞
- 疑問詞
- 指示代名詞
- 所有代名詞
- 否定詞
- 感嘆詞
この中でも特に名詞、動詞、形容詞は文の意味を理解する上で根幹となります。
この部分の語彙力を上げるのが優先的だと考えています。
⑥瞬時に文章を構成する力
パートD「文の構築」やパートE「話の要約」では英作文力が問われます。
また時間の制限もありますので、週発力も求められます。
特にパートD「文の構築」では3つのフレーズの順番を組み替えて一つの文章を作ります。
この際には文法力も問われますので、基本文法の理解も重要です。
⑦音声認識が正確にされているか
VERSANTは高度な言語認識システムと自動採点システムによって採点されます。
客観性と一貫性があるとされていますが、やはり音声認識に対応できる発音が重要です。
これまでたまに単語を調べる際にスマホの音声認識を利用する際はありますが利用頻度はそれほど高くありません。
また前回はスマホのスピーカーに対して発音していましたが、今回はヘッドセットを利用して受験しました。
推奨されている方法はスマホのスピーカーですが、初回に受けた際はうまく音を拾えなかったので今回はヘッドセットを利用しました。
今回の方が音を拾えたはずなのですが、逆に声が大きくなり過ぎているという表示が出るときもありました。
発音は大きすぎず小さすぎずが求められており、その辺りも注意が必要かもしれません。
機器をどうするかで採点が変わるのであれば、もう少し方法を考えるべきかもしれません。
VERSANTで高得点を取るための具体策
現在の課題が浮き彫りになったところで、次に具体策を考えていきます。
語彙力と英作文に関してはこれまでも行っている勉強なので当然今後も継続していきます。
今回は特にVERSANT対策として重視したものを挙げていきます。
- VERSANTを徹底的に分析する
- 音読を繰り返す
- 発音の矯正
- 長文のリスニングに慣れる
- 音声認識対策
詳しく解説してきます。
①VERSANTを徹底的に分析する
目標点が64点である以上、まずはVERSANT自体を分析する必要があります。
公式サイトには採点基準やアドバイスが明記されています。
まずはこれらを徹底的に理解します。
またVERSANTに取り組まれている方はたくさんいるので、情報収集をしてヒントを得ていくのも有効でしょう。
VERSANTで高得点を取るためのポイントについては、また改めてブログにまとめる予定です。
まずは知ることでより的確な学習法を模索しよう。
②音読を繰り返す
流暢さを身につけるにはやはり音読が重要かと考えます。
特に長い文章に対しての音読を習慣づける必要がありそうです。
私が現在利用しているアプリ「ニック式英会話ジム」にも音読のトレーニングメニューがあるのでこれは積極的に使う予定。
その他にも参考書に書かれている文章の音読や動画などのシャドーイングも並行してやっていきたいと考えています。
③発音の矯正
やるべきことは正しい発音を覚えること。
発音が怪しい単語を適当に言葉に出さず、しっかりと発音記号を確認するクセをつけていきます。
また前回紹介したYouGlishも活用して正しいネイティブ発音を聴くのも有効でしょう。
さらに今後オンライン英会話も始めていきます。
レッスン中に正しい発音かどうかを指摘してもうと考えています。
④長文のリスニングに慣れる
VERSANTで必要となる長文リスニングでは以下の部分を意識します。
- 後半部分も聞き取る
- 暗記するクセをつける
- 話を要約する
課題で挙げたように後半部分や暗記が非常に難しい。。
集中力を保って長文に対応できるようトレーニングしていきます。
⑤音声認識にはスマホを利用
音声認識対策としてはスマホを活用するのが一番でしょう。
Google翻訳のアプリなどを利用し、単語だけではなく長文に対しても認識されるのかを試していくのが良さそうですね。
あとは音読を録音することで実際にどう聞こえているかも自分で確認していきます。
またVERSANTの実際のテストを受ける際に、スマホのスピーカーを使うのかヘッドセットを使うのか。
どちらが良いのか検討する必要もありそうです。
VERSANTでは無料でサンプルテストというものが受けられるので、いくつかの方法を試しながら最善な受験方法も検討していきます。
まとめ
以上結構勉強してきたのに、なぜかVERSANTの点数がさがったおっさんの恥ずかしい話でした(笑)
今回のまとめです。
- 初回が36点だったが2回目は32点とVERSANTスコアが下がってしまった
- 課題は「流暢さ」「発音」「長文リスニング」「聞き取った語句の認識」「語彙力」「音声認識」
- 対策は語彙力、英作文の強化は今後も継続
- VERSANTに特化した対策として、まずはVERSANTを徹底的に分析する
- その他にも「音読」「発音矯正」「長文に慣れる」「音声認識にはスマホの活用」を対策とする
まぁ終わってしまった結果は仕方ないです。
大切なのは今回の失敗を次にどう活かせるかです。
まだ英語勉強を開始した当初はVERSANTで64点を取ることがどれほど大変か正直よく分かっていませんでした。
でも40才を超えてから英語学習を再開したおっさんでも可能性はあるはず。
『やってみなはれ、やらなわからしまへんで』
サントリー創業者である鳥井信治郎氏のことばを胸に、とりあえずやれるとこまでガムシャラにやってみます。
それでは本日はこの辺で!