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- 英語脳を身につけたい
- 発音とリスニングを両方鍛えたい
- 良い英語学習アプリを探している
- ニック式英会話のファンだけどアプリは実際どうなの?
こんにちは、よっさんです。
皆さんは英語学習アプリ『ニック式英会話ジム』をご存じですか?
私は2021年の1月から英語学習を開始し、その中でYouTubeチャンネル『ニック式英会話』に出会いました。
ニック先生の英語学習メソッドと人柄に惹かれて、一気にファンになった私は動画を繰り返し視聴する日々。
気がつけばYouTubeの累計視聴時間は約40時間となりました!!
またニック先生の最新書籍「A4一枚英語勉強法」も購入して日々英作文を行っています。
ニック先生を英語の担任と勝手に慕う私ですが、5月に『ニック式英会話ジム』という有料アプリをダウンロードしました。
これはニック先生が開発したアプリで「英語脳」を作ることをコンセプトとしています。
かれこれ利用を始めて10か月経ち、ニック式英会話ジムでの学習は日課となっています!
今回の記事では少し辛口な評価もありますが、ニック式英会話ジムのメリットデメリットを述べていきます。
結論から述べると
ニック式英会話ジムは英語脳を身につけるための工夫が随所にみられる優れた英語学習アプリである
個人的にはこのように考えております。
この記事を読むことでニック式英会話ジムの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
それでは参りましょう!
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ニック式英会話ジムとは
まずはニック先生のプロフィールを見てみましょう。
- 本名:Nic Williamson(ニック・ウィリアムソン)
- オーストラリア、シドニー生まれ
- シドニー大学で心理学、日本文学を勉強
- 神経心理学の知識から、効率的な言語習得法を考案
- 日本での英語指導は20年以上
- 英会話教室【ニック式英会話】主宰
- YouTube、書籍執筆、アプリ開発、大学の講義、企業向けの研修など幅広く活動
ニック式英会話のチャンネル登録者数は35.5万人(R3,6月時点)と非常に人気のチャンネルとなっています。
そんな多くの方から支持を集めているニック先生が開発したのがこの『ニック式英会話ジム』です。
このアプリではネイティブの思考で英語を考える『英語脳』を鍛えることができます。
ニック先生が常々述べている「英語は時制が重要」「日本語で英語を考えない」「語句はかたまりで覚える」「テンプレートに当てはめる」「発信を意識する」といった内容が盛りだくさん。
このアプリのトレーニングを繰り返し行うことで自然な英語表現が身につけることが期待できます。
英語脳を鍛える6つのトレーニングマシーン
ニック式英会話ジムに入っている6つのトレーニングマシーンをご紹介します。
- 置き換え
- A+B
- 3STEP
- Q
- A
- 音読
それぞれ詳しく見ていきましょう。
置き換え
まず1tつ目のマシーンが「置き換え」です。
ここでは日本語から英語を考えるのではなく、ネイティブの思考で文章を考えるテクニックを身につけます。
具体的には誰もが知っている英語フレーズをモジって他の表現に変えるトレーニングです。
例えば「How old are you?(何歳ですか)」というフレーズは知っている方も多いでしょう。
この中の「old」という形容詞の部分を別の形容詞に置き換えることで他の意味に簡単に変えることができます。
いくつかあげてみると
「How sick are you? (どれくらい具合悪いの?)」
「How tall are you? (身長はどれくらい?)」
「How late are you?(どれくらい遅れているの?)」
このように一つの表現を活かすことで一気に何倍も表現が使えるようになります。
この置き換えでは「形容詞」だけではなく「動詞」や「名詞」、「奇跡の応用」の4つがあります。
一つの表現を活かせばこんなにたくさんの表現ができるなんてめっちゃ簡単!
しかもすぐに使える表現が多い!
A+B
2つ目が「A+B」というマシーンです。
英語には五文型がありますが、基本的にどれも動詞が入っています。
ここではA(動詞までの部分)とB(動詞以下の部分)の決まったパーツを組み合わせることで多くの表現を身につける事が出来ます。
Aの部分にはTYPE1~5までがあります。
TYPE1(動詞の原形)
例 「Let’s」、「I want to」など
TYPE2(名詞&動名詞)
例 「I miss」、「I’m used to」など
TYPE3(過去分詞)
例 「I’ve」、「I would’ve」など
TYPE4(文章)
例 「I’m glad」、「It looks like」など
TYPE5(名詞節)
例 「I know」、「May I ask」など
この( )内に書かれているのが「B」の部分に入るものを表しています。
具体的には「単独の動詞」や「塊の動詞」、「形容詞」などがあります。
このAとBのパーツを組み合わせるだけで非常にたくさんの表現を瞬時に作ることが可能です。
A+Bで作れる文の数はなんと55,000個!
ひとつひとつのフレーズを単独で覚えるのではなく、「かたまり」で覚える事の効率の良さを感じますね。
3STEP
3つ目が『3STEP』というマシーンです。
このマシーンでは時制の感覚を鍛えることができます。
ニック先生は「英語は時制がとにかく重要!!」と頻繁に話されています。
このマシーンの手順はこちら
- STEP1 主語を選ぶ
- STEP2 時制(普段、今、過去、未来)を選ぶ
- STEP3 肯定、否定、疑問を選ぶ
日本人が陥りやすいのが日本語の言い回しで英文を作ろうとすることです。
例えば「~している」という日本語を英語にしようとすると現在進行形を考えるかもしれません。
しかし、実際は同じ「している」という表現でも普段のことを言っている場合もあれば、過去や未来のことを意味する場合もあります。
日本語のニュアンスにとらわれず、「時制は何か?」という思考で英文を作ることが重要です。
3STEPを意識することで時制の感覚を身につける事ができます。
3STEPでは20,000通りの文を作ることができます!
個人的には3STEP内にある「フラッシュカード」という機能がおススメです。
まず日本語文が画面上部に表示されるのですが、それに対して頭の中で3STEPを考えます。
この文の「主語は?」「時制は?」「肯定or否定or疑問?」を一瞬で考えるのか。。
やってみると意外と難しい。。
その後に3STEPのカードが表示され、合っていたかを確認します。
さらに画面下部にそれに対する英文が表示されます。
要するに瞬間英作文を行っているのですが、時制をしっかり意識することができる仕組みになってるのです。
Q
4つ目の「Q」は瞬時に質問が作れるようになるマシーンです。
ここでも「かたまり」を意識することで、頭で考えずに質問が作れるようになります。
例えば上にある画像を参考にすると端の二つ「What time~call?(いつ電話する?)」がひとかたまり、「do yo want me to(~してほしい?or私が~しようか?)」がもうひとつの塊です。
これらを組み合わせると「What time do you want me to call?(何時に電話してほしいの?)」という疑問文になります。
アプリではかたまりごとに指でスクロールすることができます。
これにより数多くの疑問文のフレームを感覚的につかむことができます。
これからは質問を考える時、迷わずに済みそうです!
A
5つ目は質問に対して答える力を身につける「A」というマシーンです。
英語で質問をされると、意味を考えている間に時間が過ぎてしまっていつも答えられない。。
こういった悩みを抱えている方も多いのでないでしょうか?
しかしこのマシーンで鍛えれば質問に対して反射的に返すことができるようになります。
コツは簡単。
答える内容は質問文にすでに入っているということです。
例えば上の図を参考にすると
質問の「is he having dinner with」という部分がありますが、答える際にはこれをそのまま使えば良いという考えです。
つまり「He’s haveing denner with ○○」の○○だけ考えれば良いという事ですね。
おっ、答える時は疑問文のフレーズを反射的に使えば良いのか!!
ただし「Are you going to~?」聞かれた場合は「I’m going to~」もしくは「We’re going to~」という風に変えなければいけません。
ここだけは注意が必要です。
いずれにせよ質問文にヒントが隠されているので、それを反射的に答えるトレーニングを積むことがこのマシーンのポイントです。
バッティングセンターのマシンのように、質問をどんどんはじき返していきましょう!
音読
最後の6つ目がニック式英会話ジムの最強マシーン「音読」です。
これは132個もの会話文を基に、リスニング、発音、文法、時制、文のタイプ(「A+B」で出てきたタイプなど)が総合的に学べる優れもの。
このマシーンだけでもこのアプリを購入する価値があると個人的に感じています!
STEP1 まずはリスニング
STEP2 スクリプトを見ながらリスニング
STEP3 文法チェック
STEP4 フォーカスリスニング
STEP5 ブラインドリスニング
STEP6 音読
STEP7 ノンストップリピーティング
STEP3では文法のポイントや時制、文のタイプ、全文の和訳を確認することができます。
文法のポイント解説は特に勉強になり、間違えやすい表現などを確認することができます。
STEP4のフォーカスリスニングでは指でタッチしている間は音声が流れます。
リピーティング練習を行う際に非常に便利な機能です。
STEP6の音読では一人を自分が発音し、もう一人をネイティブの音声が流れるので実際に会話をしている感覚で発音練習が行えます。
ここでは録音することも可能なので後で自分の発音を聞いてみると良いでしょう。
各STEPはスキップすることも可能なので、使い方は自分流に合わせてOKです。
『音読』に関しては別記事に詳しくまとめていますので、興味のある方はこちらもご覧ください。
132個の音読の全部終えたとき、自分がどれくらい成長できているか楽しみです!
メリット5選
英語脳が鍛えられる
このアプリのコンセプトは「英語脳を鍛える」となっています。
実際に使ってみるとネイティブの思考で考えられるような工夫がたくさんあります。
ひとつひとつ単語の意味を必死に覚えたりするのではなく、様々なフレーズをひと固まりにして覚えるのは非常に良いですね。
また「3STEP」でのトレーニングを行うことで、日本語から英語にするのではなく英語の思考で英作文を考える習慣がつけられます。
その他にも英語の型を日本人は知らないことが大きな問題だとニック先生は日頃から指摘しています。
このアプリで英語の仕組みを頭に落とし込みたいですね!
テンプレートに沿って英語を学習することが大切!
時制を意識する習慣が身につく
英語では時制が特に大切です。
「3STEP」の解説のところでも述べましたが、日本語が同じ表現でも英語では時制が変わることがあります。
日本語にまどわされず「どの時制なのか」を徹底することで、自然な表現で英語が作れるようになります。
また「音読」の文法チェックでも時制がどうなっているかを色別で表記されています。
アプリ内では時制に合わせて表現が自動的に変化する様にできていますので、効率よく感覚をつかむことが可能となっています。
発音とリスニングの強化が可能
どのマシーンでもネイティブの音声を聞くことが可能です。
「A+B」では少しつなぎ目のところで少し音声が途切れますが、その他のマシーンは滑らかに音声が流れます。
しっかり音声を聞き取り、自分でも発信することで発音とリスニングを同時に強化できるのが良いですね。
最終的には「音読」の会話スピードでも発音&リスニングができるようになれば、基本的な会話に苦労することはないレベルと言えるでしょう。
英会話を習得したい方は徹底的に話す&聞くを繰り返しましょう!
質問に対する瞬発力が身につく
質問をするのも答えるのも詰まってしまうと会話が全然弾みません。
「Q」と「A」をひたすら繰り返すことで、質問の瞬発力がかなり向上します。
Aでトレーニングを行うときは相手の質問文のどこを聞き取るべきかを意識すると良いでしょう。
私はこの「Q」と「A」のおかげで、実際に会話がスムーズになりました!
スキマ時間で学習可能
アプリ学習のメリットはスキマ時間での学習が挙げられます。
音読は一つの会話をすべて行うにはある程度時間がかかりますが、その他のマシーンはちょっと空いた時間でも利用することができます。
やはり繰り返し学習することが重要なので、隙があればアプリを開いてトレーニングを行うのが良いでしょう。
3STEP内の「フラッシュカード」というトレーニングは音声が出ないので、音が出せない場所でも利用可能ですよ!
デメリット4選
有料である
ニック式英会話ジムは有料アプリですが購入に3,000円かかります。
「えっ、高くない?無料でも良いのがあるよ!」
そんな声が聞こえてきそうです。
確かに無料でも使えるアプリをあるでしょう。
ただ価格ではなく価値を見る必要があると感じます。
英語脳を身につけるメソッドの価値を考えれば、3,000円は決して高くない買い物だと個人的に思います。
ちなみにこの金額は1回限りの買い切りです。
長い目で見ればその他有料アプリのサブスクよりもコスパは良くなります。
自分にとって金額以上の価値があると考えれば検討してみましょう!
アプリの不具合
ただ価格以上に最も大きなデメリットと言えるのがアプリの不具合の問題です。
アプリの口コミ欄をみると
「内容は良いのに音が出ない・・・。」
「アプリが強制終了される時がある。」
そういったコメントがちらほらあります。
実は私も早くからアプリ購入を検討していましたが、これらのコメントが気になってしばらく見合わせていました。
この点はアップデートされる中で徐々に改善はされているのかと思いますが、機種によっては2021年現在でもその報告はあるようです。
この点は早急に改善されることが望まれます。。
メソッドに納得している方はいるだけに、利用できない人がいるのはもったいない。。
ちなにみ私の場合はアプリをバックグラウンドに回すと、再度利用する際に音が消えるケースがたまに起こります。
ただその場合は一度アプリを閉じてから再度立ち上げると音が出ます。
その他には基本的には問題なく利用できていますよ。
学習状況の把握ができない
このアプリではどのマシーンをどのくらい行ったのかなどは記録がされません。
進捗状況が分かるような仕組みがあれば、モチベーションのアップができそうなので良いのですが。
グラフなどで一目見て自分の学習状況が確認できるようなものが欲しいところですね。
私は学習記録アプリなどを利用して、学習時間だけは記録しています。
チュートリアル動画が早送りできない
各トレーニングマシーンについて、チュートリアル動画があります。
口コミ欄でよく見かけるのが「動画が早送りできないので面倒」という声がありました。
確かにそうなんですが、Youtubeで解説されている使い方動画を一度観れば問題ないのではと感じます。
まぁ1時間ほどあるのでちょっと長いですけど(苦笑)。
解説動画で私は使い方を理解できたので、アプリ内のチュートリアル動画は見たことがありません。
まぁ多少分からなくても、あとは使いながら慣れていけば良いのではないでしょうか。
まとめ【買うor買わない?】
「結局ニック式英会話ジムは買った方良いの?」
これに対する答えは
ニック式の学習法に魅力を感じる方は購入を検討する価値あり
という風にいえます。
ニック式のメソッドは英語脳を作るため、つまり英語の神経回路を作り上げるために非常に優れた学習方法だと感じます。
ネイティブの思考を手に入れたいと考える方にとって、十分購入対象になるアプリでしょう。
とはいっても本記事のデメリットで紹介したように、動作の不具合を嫌う方も多いかと思います。
そんな方はとりあえず購入してみてすぐに動作確認を行う。
そこで音が出ないやその他のトラブルがある場合は、48時間以内に返金対応を依頼するしかないかもしれません。
・一部端末での動作について
引用:Google Play
一部のAndroid端末で動作が確認できておりません。購入してすぐに動作確認をお願いします。正常に動作しない場合は、お手数ですが、こちらの返金方法に従い48時間以内に返金請求をお願いします 。
ただ返金手続きは面倒だし、リスクを冒してアプリを購入したくないという方もいると思います。
その場合はニック先生の出版された「A4一枚英語勉強法」という書籍もおすすめです。
この書籍を利用して学習すると、アプリ内の『A+B』や『3STEP』と同じ部分が鍛えることができます。
こちらは過去記事にまとめておりますので是非参考にしてみてください。
【英語本書評】ニック式『A4一枚英語勉強法』はここがすごい!
最後にもう一点。
私はニック式英会話とオンライン英会話「QQ English」でのレッスンが英語学習の中心です。
そしてQQ Englishで受講しているREMSというカリキュラムが、ニック式英会話のメソッドと共通する部分が多いので非常に相性が良いと感じています。
ニック式英会話が大好きでオンライン英会話にも興味があるという方はぜひこの記事もご覧くださいね!
REMSは無料体験もできますよ!
ニック式の仲間が増えることを望みつつ、私は今日もニック先生のトレーニングジムに通いますね。
それでは本日はこの辺で!
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