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こんにちは、よっさんです。
今回はオンラインで受験できる英語テスト『CASEC(キャセック)』について解説していきます。
私は2021年から本格的に英語の学習を開始しましたが、ここまで定期的にCASECを受験しています。
今回の記事ではCASECがどんな方におすすめなのかをまとめてみました。
結論から述べるとCASECは
- 英語学習初心者
- 忙しくて時間がない
- 外に出るのがめんどくさい
- なるべく費用を抑えたい
- 履歴書で英語力をアピールしたい
- TOEICや英検の前の腕試しがしたい
このような方におすすめです。
もちろん上級者レベルの方も英語力の判定ができますが、特におすすめなのは英語初心者です。
自分の実力でTOEICを受けるのは自信がない。。
なんてビビる必要はありません。
CASECは気軽にいつでも自宅で安く、かつ精度の高い英語力が判定できるテストです。
CASECの特徴をまとめると
早い・安い・正確
これらがウリと言えそうです。
英語テスト界の吉野家的存在かもしれません(笑)
「なんやんねん、その例えは!」ですが、ここから詳しく解説していきますね。
CASEC(キャセック)とは
概要
CASECは24時間いつでも受験可能なオンラインの英語テストです。
公式HPには「英語コミュニケーション能力判定テスト」と紹介されています。
キャセックのメリットは後述しますが、ざっくりと述べると『会場に行く手間が無く、短時間で高精度な英語力判定が行える』というのが大きな魅力です。
本格的に始まったのが2001年10月ですが、受験者数は右肩上がりで2019年3月時点では累計約229万人となっています。
また導入している企業や学校も増えているようです。
企業での利用目的は以下の通り。
- 新卒・中途採用の採用試験
- 社内英語研修の効果測定
- 人事の基準
- 社内留学や研修対象者の選抜
CASECを採用している企業は大手も含めて1000社以上もあります(2019年6月時点)。
結構たくさんの企業で活用されているようですね。
現在の社会状況(コロナの影響)などもあり、オンラインで受験できるCASECは今後も需要は増えていくのではないでしょうか。
独自のテストシステム
CASECの大きな特徴が独自のテストシステムによる出題方法にあります。
下の図をご覧ください。
このようにCASECの出題方法は、回答の正誤により次の問題のレベルが変わる点が大きな特徴です。
つまり正解すればより難しい問題が、間違えれば簡単な問題がどんどん出題されていくということです。
単純に正解数だけでスコアを測るわけではなく、安定して答えることができるレベルを探ることで、精度の高い英語力を測る仕組みとなっています。
次の問題が簡単になると「さっき間違えたんやな。。」と焦ることもあります。
まぁそこは切り替えましょう!
出題内容
続いて出題内容についてみてみましょう。
出題は以下の4つの分野で構成されています。
- 語らいの知識
- 表現の知識
- リスニングでの大意把握力
- 具体情報の聞き取り能力
①②がリーディング、③④がリスニング問題となっています。
①~③は4択ですが、④に関してはディクテーション(書き取り)となっており文字を入力します。
④ではキーボードで文字入力する必要があるので、早く正確に打てる必要があります。
それでは公式サイトに調べられる例題を見ながら、もう少し詳しく見ていきましょう。
(例題は「テスト概要」のページから「CASECガイドツアーはこちらをクリック」というボタンを押せば見ることができます)
①語らいの知識
問題形式:空所補充
回答形式:4択
問題数:16問
配点:250点
回答時間:60秒
セクション1はコミュニケーションに必要な語彙力を測る問題です。
日常生活や学校生活、ビジネスの場面などのシチュエーションで実際に使われる語彙の知識が問われます。
②表現の知識
問題形式:空所補充
回答形式:4択
問題数:16問
配点:250点
回答時間:90秒
セクション2は表現の知識やその用法を測ります。
こちらも日常生活や学校生活、ビジネスの場面などのシチュエーションでの会話でよく使わるものが問われれます。
③リスニングでの大意把握力
問題形式:リスニング
回答形式:4択
問題数:17問
配点:250点
回答時間:60秒
セクション3はリスニングで大意を掴めるかどうかを測定します。
こちらも様々なシチュエーションの会話やニュース、機内放送などを聴いて内容を理解する力が求められます。
④具体情報の聞き取り能力
問題形式:リスニング
回答形式:ディクテーション(書き取り)
問題数:11問
配点:250点
回答時間:120秒
セクション4では会話の中でキーポイントとなる具体情報を聞き取る能力を測ります。
ここでも様々なシチュエーションでの会話をリスニングしますが、穴埋めのディクテーション(書き取り)を行います。
PCで入力する必要があるので、タイピングはスムーズにできた方が良いでしょう。
CASEC、TOEIC、英検の比較
比較一覧表
CASECの特徴を知るために、日本国内で受験者が多いTOEIC(L&R)と英検と比較してみました。
主な特徴は下記のようになります。
CASEC | TOEIC (L&R) | 英検 | |
試験日 | 24時間いつでも | 年10回 | 年3回 |
試験会場 | オンライン | 会場(大学など) | 会場 (学校、公開会場) |
所要時間 | 約40~50分 | 約120分 | 【一次試験】 約50~140分 (級により異なる) |
試験内容 | 【2技能】 リーディング リスニング | 【2技能】 リーディング リスニング | 【4技能】 リーディング スピーキング ライティング スピーキング |
費用 | 3,667円(税込) | 6,490円(税込) 2021年10月~ 7,810円に改定 | 従来型(本会場) 4500~12,600円 (級により異なる) S-CBTは500円引き (3級~準1級のみ) |
年間受験者数 | 約20万人(’18) | 約220万人(’19) | 約390万人(’19) |
結果通知 | 終了直後 | 30日以内発送 ネット申込者は 17日後に確認可 | 【1次試験】 約2週間(web) 約3週間後(郵送) 【2次試験】 約10日後(web) 約2週間後(郵送) |
こうやって一覧表にすると各テストの特徴が分かりやすいですね。
CASECには他のテストに無いメリットが多数あります!
スコア換算表
CASECのスコアはTOEIC(L&R)や英検級の目安を測ることもできます。
この関係はCASEC受験前に受験者に対して簡単なアンケートを行い、過去に取得したTOEICスコアや英検級のデータを集計して算出されています。
まずはTOEICの目安スコアがこちらです。
続いて英検級との比較がこちらです。
英検は上記のようにCASECスコアが508点だった場合は「A」の赤枠内の確率で合格できると推測されます。
つまりこの表だと英検準2級の合格率が60~85%となります。
あくまで目安ではありますが、CASECスコアからTOEICスコアや英検級が推測されるので受験者にとっては非常に参考になります。
TOEICや英検だけでなく、TOEFL iBTやCERF(ヨーロッパ言語共通参照枠)の目安も分かるようです。
CASECのメリット7選
ここまで解説してきた特徴からCASECのメリットを7つ挙げてみました。
- 24時間いつでもどこでも受験可能
- 試験時間が短い
- 費用が安い
- 即フィードバック
- 他の試験(TOEICや英検)の目安が分かる
- 幅広い対象レベル
- 履歴書に添付できる
以下詳しく見ていきましょう。
①24時間いつでもどこでも受験可能
何と言ってもいつでもどこでも受験できるというのが最大のメリットですね。
私が初めて受験した際はクレジット払いでしたので、申し込みから試験開始まで約30分程度で開始できました
支払方法はクレジット払いとコンビニ払いがあり、チケットを購入することで受験ができます。
ネット環境さえ整っていれば、どこにいてもすぐに受験できるのはうれしいですよね。
他の検定試験だと日程が調整しにくい方にとっては非常に大きなメリットです。
②試験時間が短い
試験時間が40分前後と短いのも、忙しい方にとって嬉しいメリットでしょう。
TOEICや英検の準1級以上だと約120分程度とかなり長丁場になります。
この短時間で試験が終了するのは、上述したCASEC独自のテストシステムによるところが大きいですね。
少ない問題数ながら受験者の英語力を判定することができる効率的なテストといえます。
③費用が安い
お財布に優しい費用面も大きな魅力です。
軒並み検定料が上がっているTOEICや英検と比べ、3,667円というのはかなり低価格です。
オンラインのみで完結できるからこその価格設定もあるのでしょう。
またCASECの会員登録者には、15%OFF(3,100円)や時には40%OFF(2,200円)で受験できる特別価格の案内メールも届きます。
これは非常にお得なので、この期間を見逃さずにチケットを購入しておくと良いでしょう。
④即フィードバック
CASECはテスト終了後にすぐ結果が分かります。
TOEICや英検ではネットで確認するのでも約2週間はかかってしまいます。
詳細なテストレポートや履歴書用の証明書が発行されるので、急遽書類が必要になった人にも非常にありがたいメリットです。
⑤他の試験(TOEICや英検)の目安が分かる
先ほども述べましたがCASECのスコアは、目安ながらTOEIC(L&R)や英検、TOEFL iBT、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)とスコア換算ができます。
他の試験を受ける前に実力チェックをしたい方にとっても活用ができそうです。
⑥幅広い対象レベル
CASECでは中学英語レベルからビジネス英語上級レベルまでが測定範囲となっているようです。
「TOEICは自分にはまだレベルが高い。。。」という風に感じている英語学習初心者でも気軽に実力チェックができます。
また上級者対象レベルの問題も出題されるので、どんな方にも有効なテストといえそうですね。
⑦履歴書に添付できる
TOEICや英検と比べると知名度が低い印象のCASECですが、履歴書にスコアレポートを添付することも可能です。
一般的に認知度が低いとしても、多くの企業で採用されていますので、履歴書に添付する価値はありそうです。
また仮にCASECの事を採用担当者が知らなくても、スコアレポートにはTOEICや英検の目安も表示されている伝わるのではないでしょうか。
就職や転職に活かせるのも大きなメリットですね。
まとめ:CASECはこんな方におすすめ
以上CASECの特徴と7つのメリットを解説してきました。
まとめると以下の通りです。
- 忙しくて時間がない(TOEICなどの日程が合わない)
- 試験会場まで行くのが大変・面倒くさい
- すぐ結果が知りたい
- 費用を抑えたい
- 英語学習初心者でまだ自信がない
- TOEICや英検受験の前に実力をチェックしたい
- 履歴書に載せて英語力をアピールしたい
CASECは英語初心者から上級者まで幅広く対応できる英語テストです。
オンライン完結ですので、コロナ禍で今後さらに受験者数が増えるかもしれませんね。
たくさんのメリットがありますので、英語学習者の方でまだ受験したことがない方もぜひチャレンジしてみてくださいね!