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こんにちは、よっさんです。
2021年の1月から英語学習を始めてはや4か月。独学で様々な学習法を試しながら日々奮闘しています。
そんな私の実績を簡単にご紹介!と言いたいところですが「TOEIC900点台」や「英検1級」のような大それた実績は持ち合わせておりません。
ですが多少なりとも学習成果も感じております。これまで4か月で取り組んだものや成果を簡単にまとると以下の通りです。
- 40才から英会話習得を目指して2021年1月に立ち上がる
- 子どもの学習教材「GrapeSEED」から始まり、Youtube、書籍などで学習
- 英語の「聞く力」「話す力」を中心に伸ばすことを意識
- 4か月で起きた変化は最初は聞き取れなかったネイティブスピードの会話が徐々に理解できるようになった
そんな私が実践してきた学習法の中で良いと思ったものの一つが『洋楽を使った英語学習法』です。
今回はその方法についてまとめており、『私の実践方法と洋楽を用いた英語学習のメリット』や『アーティスト別の出身地』などを解説しています。
結論から述べると
楽しみながら英語の音声変化に慣れることができる
これが洋楽を使った英語学習における最大のメリットと言えるでしょう。
すでに洋楽を英語学習に取り入れている方もそうでない方もいると思います。私の実践方法が洋楽を使って英語学習をされる方の参考になれば幸いです。
それでは続きもどうぞご覧ください!
私の洋楽を活用した英語学習法
Amazon Musicを利用
私が洋楽を聴くのに利用しているのはAmazon Musicの一つでもあるAmazon Music Primeというサービス。
こちらはAmazonプライム会員であれば追加料金なしで約200万曲が聞けるサービスです。
邦楽だけでなく洋楽も豊富ですので、自分の気に入ったアーティストの楽曲を聴くことができます。
Amazonプライムさらにたくさんの楽曲が聴きたい方は月額980円(プライム会員は780円)で約7000万曲が聴けるAmazon Music Unlimiteもあります。
ただ個人的には英語学習だけが目的であればAmazon Music Primeで十分だと思います。
Youtubeを利用してもたくさんの洋楽は聞けるのですが歌詞が表示されない場合があります。
Amazon Musicの場合は全ての曲で歌詞が表示される上に、歌っているところだけではなくその前後も表示されるのがメリットです。
下の画像はAmazon Musicで表示される歌詞です(歌詞はマルーン5「シュガー」の一節)。
このように今歌っている箇所の後に何を発音するのかを予測することができるので、リスニング学習にも向いているのではないでしょうか。
歌詞の字幕を見ながら聴く
リスニング学習をするにはただ聞き流すだけでは効果が低いと感じています。。
しっかり歌詞を見ながら聴くことで、どのように発音しているのかを理解することができます。
さらに事前に歌詞を見ながら自分で発音できるように練習しておけば、リスニングがよりスムーズになるので効果的です。
歌詞の和訳は優先しない
私は洋楽を聴いている際に一文一文しっかりと意味を理解しようとはしていません。洋楽で英語学習を行っている目的が音を聞き取る力をつけることだからです。
歌詞を見て瞬時に理解できるくらい英語力があれば良いのですが、私にはまだそこまでの語彙力も持ち合わせていません。そこに時間をかけるのは目的とかけ離れてしまうと考えました。
それに一語一句調べてると洋楽を楽しく聞けませんしね。
ただ気になったフレーズや例えばサビの部分だけなど、ポイントを絞って和訳をするのは良いかもしれません。和訳をどの程度行うかはご自身の英語力や目的に合わせてバランスが取れれば良いのではないでしょうか。
アメリカ出身のアーティストを選ぶ
英語は各国ごとで微妙に発音が異なります。
ですので聴いているアーティストが「どこの国出身」なのかを事前に知っておくと、自分が習得したい英語の発音に慣れることができると考えています。
個人的にはまずはアメリカ英語を聞き取れるようになりたいので、アメリカ出身のアーティストを中心に聴いています。
一人のアーティストに集中するのも良いですが、私が最近よく聴いているのは「00年代・10年代 ポップス ステーション」というプレイリスト。幅広く様々なアーティストの曲が聴けるので、まずはここでお気に入りを見つけるのもおすすめです。
出身別アーティストは後述しますのでそちらもご覧くださいね。
毎朝の習慣化にする
私は毎朝朝活を行っているのですが一番最初に行うのが洋楽でリスニング学習です。毎朝絶対にやると決めたことで、今では習慣化することができました。
基本的には朝の5~10分ほど、曲数で言えば2,3曲ほど歌詞を見ながら聴いています。
この学習に限ったことではないですが、
- 同じ時間帯に行う
- 無理のない量にする
これにより習慣化しやすくなると思います。
私の場合は「朝一に5分は行う」という目標にしたことで、負担なく習慣化することができました。ここでさらに余裕があれば量を増やせばよいでしょう。
洋楽リスニングも毎日実践してこそ掴めるものがあるはず!
ついでに筋トレも一緒に
あともう一つは洋楽を聴きながら筋トレも同時に行っています。
これはメンタリストDaigoさんの動画で紹介されていた、『運動しながらの語学学習が有効だ』という考えを参考にしました。
あまりハードな運動は適さないということですが、自分が行っている筋トレはそれほどキツイものではないので多分Okです。
運動による効果はまだ分かりませんが、筋力もリスニング力も同時鍛えられる『リスニング筋トレ』は今後も続けていきたいですね!
洋楽で英語学習をするメリット
洋楽で英語学習をするメリットは以下のものが挙げられます。
- 音声変化に慣れることができる
- 短時間でも学習可能
- 気分転換になる
- 洋楽が歌えるようになる
くわしく見ていきましょう。
音声変化に慣れることができる
一番のメリットは音声変化に慣れることができる点にあります。日本人が早いスピードの会話についていけない要因の一つが音声変化を理解していない点にあります。
音声変化とは単語と単語が繋がって別の音に変化することをいいます。特にネイティブスピードの会話では顕著です。
例えばget upが音声変化すると「ゲット アップ」ではなく「ゲラップ」という風に聞こえます。
英語の代表的な音声変化は「脱落・連結・同化・短縮・弱形」などがあります。簡単にいうと音が「消える・つながる・別の音に変わる・短くなる・弱く聞こえる」という感じです。
音声変化については「フォニックス英語リスニング」という書籍を使った学習について過去記事にもまとめています。もう少し詳しく知りたい方はこちらも読んでみてくださいね。
洋楽ではリズムもスピードも様々で、さらにそのアーティストごとの発音の癖もあります。出身地による違いもあるでしょう。
歌詞を見ながら聞いているとどのように音声変化がされているのかがよく理解できます。
個人的には少しアップテンポの曲の方が、より音声変化が学べるのではないかと感じています。
リスニング強化のためには音声変化に慣れることが必須!!
短時間でも学習可能
多くの楽曲はだいたい5分以内で1曲が終わります。そういう点ではほんの少し空いたスキマ時間でも学習が可能です。
Amazon Musicのアプリを入れておけばスマホでもすぐに聴くことができます。いつでもどこでもすぐに学習できるというのは大きなメリットです。
気分転換になる
英語学習を続けていく上では楽しさも大切です。堅苦しい勉強だけではなかなかやる気が時もあるでしょう。
そんな時にこの学習法はちょっと気分を変えることができます。
自分の好きなアーティストを見つけることで、楽しみながら英語が学べるのもメリットですね!
洋楽が歌えるようになる
今まで歌詞を見ずに何となく洋楽を聞いていただけですが、毎日聞いていると徐々に歌えるフレーズが増えてきます。
音程はおいといてですが。。。
歌えるようになると何が良いかというと、日頃から口ずさめるようになれば発音もリスニング力も向上する可能性があります。
歌える → 聞き取れる
この好循環に持っていくことができるので、今までは鼻歌だった部分をちゃんと歌詞通り歌えるようになるとより効果的ではないでしょうか。
海外アーティストに詳しくなる
私はもともと洋楽をすごく聞くという訳ではなかったのですが、この学習を始めてからアーティスト名と曲が一致するようになりました。
直接的に英語力がつくメリットとは言えないかもしれません。
ですが例えば外国人の方と話す際に「私は○○をよく聞いているんだ」や「○○という曲のこのフレーズが好きで」なんて言えれば会話も弾むかもしれません。
好きなアーティストの話を自然にできるようになりたいものですね!
洋楽で英語学習をするデメリット
洋楽学習のデメリットは何かないの?
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
ここでは私が現時点で考えるデメリットもいくつか挙げてみました。
- 歌詞の意味を調べだすと時間がかかる
- 学習と趣味との切り替えが難しい
- 表現にスラングなども入っている
歌詞の意味を調べだすと時間がかかる
個人的にはリスニング力向上がメインの目的ですので、あえて意味は調べずに聞くようにしています。
しかしそれでも歌詞の意味が気になる時があります。英語初心者であればあるほど調べなければいけない単語やフレーズが多くなります。
ここで一つ一つ調べだしてしまうと、この学習法のメリットである短時間でもできるというメリットが少なくなってしまいます。
ここは人により目的も異なるのでやり方次第だと思います。
私の学習方法のポイントでも書いたようにどうしても気になるフレーズだけ意味を調べるというのがベターではないでしょうか。
おすすめは音を聞き取る練習と意識することです!
学習と趣味との切り替えが難しい
洋楽をたくさん聴いていると少しずつ好きなアーティストや曲が増えてきます。
楽しくなってきてこのまま長く聴いていたいなとなることもあるでしょう。ただ気を付けないと学習の効率が悪くなってしまうことが予想されます。
学習は学習、趣味は趣味と切り替えることも大切です。
楽しみながら学習できるのがメリットですが、あくまで学習の際はリスニング力を鍛えてるんだという意識にウェートを置かないと効果が得られないと感じます。
その辺りは注意しながら洋楽学習をしたいですね。
表現にはスラングなどが入っている
歌詞の中にはくだけた表現やスラングが入っていることも多くあります。
その点に気を付けないと歌詞で覚えた表現をテストなどで答えてしまうと減点される可能性もあります。
また実際に会話する際に意図せず失礼な表現となってしまうこともあるかもしれません。
英語の歌詞をそのまま他の場面で使うのは注意しないと。。
アーティスト別出身地
先ほども述べましたがAmazon Music Primeで私が最も聞いているプレイリストは「00年代・10年代 ポップス ステーション」です。このプレイリストはかなり多くのアーティストの曲が聞くことができます。
聞いたことあるけれどアーティストや曲名を知らなかったものも多くありました。そして知っているアーティストでもどこの国の出身なのかは知らないものですね。
ここでは上記のプレイリストで聴ける主なアーティストの出身国を一覧表に並べてみました。
出身地別アーティスト一覧表
出身国 | アーティスト名 |
アメリカ | アリアナ・グランデ ケイティ・ペリー ザ・チェインスモーカーズ テイラー・スイフト ニーヨ ノラ・ジョーンズ ファレル・ウィリアムス ブルーノ・マーズ ブリトニー・スピアーズ ビヨンセ マルーン5 レディ・ガガ 他多数 |
イギリス | エド・シーラン カルヴィン・ハリス サラ・ブライトマン サム・スミス ワン・ダイレクション |
カナダ | アヴリル・ラヴィーン カーリー・レイ・ジェプセン ジャスティン・ビーバー ダニエル・パウター マジック! |
その他 | ゼッド(ドイツ) エンヤ(アイルランド) |
出身国を意識しながら洋楽を聞くと、アメリカなまりやイギリスなまりなども少し掴めるかもしれません。
私はひとまずアメリカ英語を覚えたいので、上記のアメリカ出身のアーティストを聞くようにしています。
洋楽を用いて英語学習を考えている方は、まずは聴きたいアーティストがどこの出身なのかをチェックしておく方が良いでしょう。
最近のお気に入りはマルーン5とブルーノ・マーズ
おまけ:歌詞によく出てくる短縮形「ain’t」について
洋楽を歌詞を見ながら聞くようになって気になったのが、頻繁に出てくる「ain’t」という短縮形です。
ain’t?何の短縮や???
最初はいったい何なのか分からなかったので調べてみたのですが、これは「am not」「are not」「is not」「have(has) not」などを全て短縮できる形のようですね!
つまり「~ではない」という日本語訳で、発音記号は[éɪnt(米国英語), eɪnt(英国英語)]となります。
カタカナで読むなら「エイントゥ」が適切でしょうか。
ちなみにain’tはスラングみたいですね。
洋楽学習のデメリットのところでも述べましたが、フォーマルな場面や普段使いはあまりしない方が好ましいようなのでその点は注意が必要です!
まとめ
以上私の洋楽を利用した英語学習法について述べてきました。
まとめると以下の通り。
- 最も大きなメリットは音声変化に慣れることができる
- 洋楽を聞くならAmazon Musicがおすすめ
- 歌詞を見ながら聞くことが重要
- 気分転換にも効果的でスキマ時間も活用できる
- アーティストの出身国も意識すると、アメリカ英語やイギリス英語などの違いも学べる可能性あり
- ain’tは【be動詞+not】や【have(has)+not】の短縮形(スラングなのでその点は注意)
私は4月の初旬から朝活の一発目に洋楽を聴きながら、筋トレを行う生活を毎日続けています。
リスニング力も筋力もどんどんついてます(笑)
これからも毎日実践していきます。
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