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こんにちは、よっさんです。
今回は『フォニックス英語リスニング』の学習記録第4弾となるChapter4「ディクテーション」についてです。
ここまでChapter1~3の学習記録をブログに書いてきました。
本書はリスニングの基礎から応用まで学べる英語学習本です。
大きな特徴は【単語⇒語句⇒文章⇒会話】の順で学習していくボトムアップ式にあります。
つまり小さな音の理解から始まり、最終的にはネイティブスピードの会話文を聞き取る力の習得を目指します。
Chapter4ではこの最終段階である【会話】の習得を目指してディクテーションを行います。
本記事ではこの章の概要と学習を終えての感想をまとめました。
結論から述べるとChapter4を学習したことで
ディクテーションを行うことで自分のリスニング力の現在地が分かった
このように言えると思います。
フォニックスやリスニングを独学で一から学びたいという方にはおすすめの書籍です。
ご興味のある方は私の実体験をぜひ参考にしてください。
それでは参りましょう。
Chapter4について
概要
Chapter4はこれまでChapter1~3で学んできたことの総まとめを行う章です。
Chapter4では会話文の音声をディクテーションします。
英語の音声を聞いて書き取ることを言います。
一語一句間違えずに書き取るには、まず集中して聞き取ることが求められます。
リスニング力の強化が期待できる学習法とされています。
ここでは20個のシーンが取り上げられており、会話はネイティブスピードで4ターンあります。
速い会話のディクテーションを行うには、これまでの学びをフル稼働させて聞き取る必要があります。
Chapter4はこの本の集大成!
レッスン形式
レッスンでは20個のシチュエーションでの会話が音声で流れます。
いくつか挙げると「近況について」、「帰国」、「仕事終わりに」、「結婚記念日」などがあります。
そして各シチュエーションごとに、ヒントとなる単語が2~4個書かれています。
本書で推奨されていたレッスンの手順はこちら
- ヒントを参考に音声を書き取る(何度聞いてもOK)
- スクリプト(台本、脚本)を確認し、聞き逃した箇所を把握
- 全て書き取れるようになるまで①と②を繰り返す
- 音読を3~5回行う
- 「書く」「聞き取る」「言える」の全てが完璧にできれば終了
この順でみっちりとやればかなりリスニングの精度は上がるのではないでしょうか。
私の場合は③を飛ばして①②④でひとまず20個通して学習しました。
あと音読に関してはできる限り回数を多く行いました。
完璧に書き取るのはなかなか至難の技。。
Chapter4の学習を終えて
学びや成長を感じた点
- 自分のリスニング力の現在地が分かった(弱点の明確化)
- ディクテーションにより英語に必要な技能が総合的に学べることが分かった
Chapter3でも単文のディクテーションを行いましたが、今回4ターンの会話文になることでより難しくなりました。
Chapter4を通しての大きな学びは「聞き取れるものと聞き取れないものの把握」です。
つまり自分のリスニング力の現在地が測れました。
これまでの学習効果もあり、以前よりもネイティブスピードの会話が聞き取れるようになりました。
それと同時に自分が聞き取れなかったり、聞き間違えたりすることも把握できました。
つまり自分の苦手な部分や弱点が分かったという事です。
自分の現在地を知ることは大切ですね!
そしてディクテーションを本格的にやってみて気づいたのは、この学習法は英語の総合力を鍛えることができるということです。
「聞く」「話す」「書く」に加えて、スクリプトを確認することで「読む」も学習できます。
そして語彙力アップや文法など工夫次第で様々な広がりをみせる学習法と感じました。
本書に限らず今後もディクテーションは続けていきたいと思います。
ディクテーションは英会話習得を目指す人にとって、本当におススメの学習法ですね!
難しかった点
- 同じ音でスペルが違う単語の書き取り
- 音声変化や弱アクセントの聞き取り
- 固有名詞を他の単語と勘違いしてしまう
ディクテーションをやってみて気づいたのが、答えを見てみると同じ発音(近い発音)を書き間違えているケースが非常に多いことです。
英語でも同音異義語がありますので、それに関してはとても難しいですよね。
これに関しては、同じ音の単語を覚えておくことで対応できる幅が広がりそうです。
同音異義語はある程度チェックしておいた方が良さそうやなぁ。。
またChapter3までに学んできた「音声変化」や「アクセントが弱くなる機能語」の聞き取りは難しかったですね。
音声変化・・・「脱落」「連結」「同化」「短縮」「弱形」
機能語・・・「冠詞」「人称代名詞」「前置詞」「接続詞」など文法機能上必要だが意味上ではそれほど重要ではない単語
詳しくは過去記事をご覧ください
リスニングのポイントを学んできたことで拾える音が増えてはいますが、やはりまだまだといった感覚です。
短縮形難しい。。
「I’d」や「I’ve」、「I’ll」などはネイティブスピードやと「I」にしか聞こえへん。。
音声変化された前置詞や冠詞もなかなか拾えない。。
あとは名前や地名などを固有名詞と思わず、別の単語じゃないかと必死に考えていました。
地名に関してはカタカナ読みで慣れていると全く分かりません。
上記単語は各シーンの単語のヒント欄に記載されていましたが、ヒント無しなら他の単語と勘違いしてしまいそうです。
幅広い内容の会話ができるようになるには、ある程度の固有名詞も発音を含めて覚えておかないといけないですね。
この本を最大限に活かすために
本書を最大限に活かすには、やはり繰り返し学習することが大切です。
そして個人的な最終目標としては
Chapter4全てのシーンでのディクテーションで8割以上正解する
このように考えました。
今回Chapter4を行うことで自分の弱点が分かりました。
まだ全体を通して1回しっかりとやっただけですので、何度もやることで本当の力がついてくると感じています。
今後の復習方法として
- Chapter4で分かった弱点を把握する
- その部分の章を復習する
- 再びディクテーション&発音練習する
- ディクテーションが8割以上正解できるまで①~③を繰り返す
このように本書を使いたいと考えています。
④で8割以上を目標としたのは、やはり完璧を目指すのは時間がかかります。
このブログのコンセプトは「はちわりを目指す」です。
本書で100点取れるようになるまで多くの時間をさくよりも、80点取れた段階でどんどん他の音声のディクテーションを行う方が効果的でしょう。
ちなみに1回目できっちりと書き取れたのは2割程度。。。
8割取るのも簡単ではないですが、とにかくがんばります!
はちわり目指して、集中と反復!!
まとめ
今回はフォニックス英語リスニングのChapter4について述べてきました。
- Chapter4では総まとめとしてディクテーションを行う
- 本書では20個のシーン別の会話を聞き取り、「書く」「聞く」「話す」が完璧にできるまで繰り返すのが目標
- 学びを通して「リスニング力の現在地」が明確になった
- ディクテーションは英語力を総合的にアップさせる勉強法であると確信した
- 難しかったのは「同音異義語」、「音声変化」、「弱アクセントの聞き取り」
- 個人的な目標としてChapter4全て会話文を8割以上書き取れることを目指す
以上で「フォニックス英語リスニング」の全4章が終了しました。
いや~Chapter4は長かった。。。
全部で20個のシーンがありましたが、それぞれ大体20~30分ほどかかりましたので、Chapter3のブログを更新してから約1か月ほどかかりました。
でも非常に大きな学びがある章だったと感じます。
さきほども述べたように大体8割を書き取れるようになるまで繰り返し頑張ります。
ここまでブログをご覧いただいた方はいかがだったでしょうか?
「そんなチマチマ語句の発音から勉強してられるかいっ!」って方もいるかもしれませんね。
でもコツコツとフォニックスから会話文の聞き取りまで学びたい方には非常に有効な書籍ではないかと思います。
ぜひご興味のある方は本書を手に取ってみてくださいね。
フォニックス英語リスニングおすすめです!
それでは本日はこの辺で。