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みなさん、こんにちは!
大人のやり直し英語部、部長のよっさんです。
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9月末に英検準1級の2回目に挑戦していた為、しばらくブログを休んでおりました。
この記事を執筆時点は結果待ちの状態ですが、またボチボチと大人のやり直し英語に役立つ情報をブログで発信していきます。
さて、今回のテーマは語彙力をどうやって身につけるかについて。
多くの方が最初に頭に浮かぶのは単語帳だと思います。
語彙力アップの方法は単語帳以外にも沢山あります。
ですが、今回は単語帳を選ぶなら何が良いのかについて個人的な意見を述べていきます。
巷には数多くの単語帳が出回っておりますが、それぞれに良い点があるでしょう。
でも、私がもっともオススメする単語帳はこの2冊
- 速読英単語 必修編
- 速読英熟語
多くの英語学習者が紹介されているので、ご存じの方も多い単語帳でしょう。
今回は私自身も愛用しているこの2冊の特徴やおすすめの学習法をご紹介します。
ぜひ参考にして頂き、皆さんの語彙力アップに役立てばと思います。
それでは参りましょう!
速読英単語シリーズとは
速読英単語シリーズとはZ会が出版している単熟語帳です。
英語学習者の間では『速単』『速熟』といえば通じる人気のシリーズですね。
速単シリーズの種類は以下の通りです。
- 速読英単語(中学版)
- 速読英単語(入門編)
- 速読英単語(必修編)
- 速読英単語(上級編)
- 速読英熟語
速読英単語中学版はその名の通り、中学生レベルの単語帳ですね。
そこから速単は入門編、必修編、上級編と単語のレベルが上がります。
速読英熟語は厳選された英熟語と構文を学ぶことができる一冊。
ちなみに速熟は2024年に英語学習者待望の大改訂が行われました!
でも、これだけ種類があるとやり直し英語組は
英語初心者どれを選べばいいんだろう?
中学版から順番にやるのかな?
そんなお悩みも聞こえてきそうです。
そこでズバッと答えをいいましょう。
大人のやり直し英語に挑戦される方は
速単必修編&速熟の2冊でOK!
その理由も含めて、ここからこの2冊を中心に解説していきます。
速単必修編と速熟がやり直し英語におすすめな理由
まず速単には中学版から上級編まで4種類がありますが、なぜ必修編がやり直し英語に良いのでしょうか?
一番の理由は「網羅性」と言えます。
網羅性、つまり幅広い範囲をカバーしているというのが必修編の最も良い点です。
具体的には大学入試に必要とされる重要単語の95%をカバーしています。
つまり、必修編をマスターするだけで大学入試レベルの英文がほとんど読めるようになるわけです。
えっ?別に受験するわけちゃうけど。。
という意見もありそうですが、このレベルの単語を理解しておくと、後々の英語学習に大きく役立ちます。
英検で言えば、準2級~2級レベルに対応できます。
逆にいうと、あえて最初から上級編までは手を出すはありません。
個人的な感覚では「これから英検準1級を目指すぞ!」というレベルになって初めて必要になるでしょう。
だからこそ必修編がちょうどいいんです!
そして、さらに「なぜ速熟も必要なのか?」という点です。
英語は単語単体の意味を知っているだけでは、正しく理解できない英文がたくさんあります。
そうです、熟語や慣用句などですね!
また、英語にはある程度決まった形で使われる「構文」というものがあります。
これらをまとめたものが速読英熟語という訳です。
速単で最低限必要な英単語を抑え、さらに速熟で熟語や構文の知識を加える。
これによって英検2級レベルの英文であればスラスラと読めるようになります。
この組み合わせで基本的な語彙力を身につけてみませんか?
速単必修編と速熟の特徴6選
では、さらに掘り下げて速単必修編と速熟について解説していきます。
私が考えるこの2冊の特徴は以下の通りです。
- 文章を介して覚えるので記憶に定着しやすい
- 語彙力以外にも長文読解力、速読力、リスニング力もアップ
- トピックの内容が興味深く、文章量がちょうど良い
- 無料音声が視聴できる
- 別冊で英文法の理解も深まる
- 英検のライティング対策にも使える
速単シリーズの最も大きな特徴は文章を介して語彙力アップを目指すもの。
一般的な単語帳は一単語につき一つの意味や例文が載っています。
ですが、ほとんどの単語帳に載っている例文は基本的に短いものです。
でも速単シリーズの様に、ストーリーがあると単語が頭に入ってきやすいんですよね。
また、語彙力だけではなく、読解力や速読力も向上できいます。
無料音声もダウンロードやストリーミングで聞けるので、当然リスニング力も伸ばす事ができます。
付録の別冊には文法解説も載っていますので、理解が出来なかった英文はここでチェックしましょう。
そして、個人的には英検のライティングにも直接使えそうなフレーズがたくさん載っているのも受験時に助かりました!
上記のメリットを参考にぜひ一度ご自身で手に取ってみて下さい!
効果的な学習法5ステップ
では、速単や速熟を使ってどのように学習するのが効果的かを解説していきます。
もちろん学習方法はアレンジ自由ですが、私がおすすめするのは以下の通り。
- 解説の無い単語、熟語は意味を調べて自分で空欄に書く
- 3~5レッスンずつ繰り返し読む(様々な方法で)
- 全レッスンを1周終えたらWPMを測定する
- 繰り返し読む(スキマ時間はリスニングも実施)
- 全てのレッスンでWPM200を目指して速読力をつける
ではもう少し詳しく一つずつを解説していきます。
①解説の無い単語、熟語は自分で空欄に書く
私は速読英単語の必修編をおすすめしましたが、語彙力には個人差があるものです。
初めて読む段階では、英文の中で分からない単語が多い人もいればスラスラ読める人もいるはずです。
まずは解説が載っていない単語の中で意味が分からないものがあれば、その意味を調べて空欄に書いておきましょう。
でもこれって結構時間かかりそう。。。
確かにそうですが、この後に繰り返し勉強する際にいちいち調べ直すよりも、確実に時間は短縮されます。
まずは速単と速熟を使って勉強する前の準備段階として頑張りましょう!
②毎日3~5レッスンずつ繰り返し読む(様々な方法で)
①が終わったらここから本格的に学習開始です。
ちなみに速単は70レッスン、速熟は74レッスンあります。
これを1度ずつ読みながら1周回ってからまた1から読み返すとなると、最初の方は忘れてしまっているはずです。
そこで3~5レッスンを1サイクルとして、それらを繰り返し3~5回ほど読む。
そしてそれが終われば次の3~5レッスンという形の方が良いでしょう。
また、読み方に関しては様々な方法で行ってみましょう。
例えば以下のような方法があります。
- 和訳を読んで全体的に把握してから英文に目を通す
- 1文ずつ英文と和訳を照らし合わせる
- 音声を聞きながら英文を黙読する
- オーバーラッピングを行う
- シャドーイングを行う
様々な刺激を通して英文を脳内に刷り込んでいきましょう。
③全レッスンを1周終えたらWPMを測定する
②で最終レッスンまで終われば、次は一度各レッスンのWPMを測定してみましょう。
WPMって何?
WPMとはWord Per Minuteの頭文字を取ったもので、1分間に読める単語数の事を言います。
いわゆる速読力の指標ですね。
詳しくは過去記事にも書いてありますので、興味のある方はこちらもどうぞお読みください。
【あなたの速読力は?】WPMを向上させるメリット&上げる方法を徹底解説
速単シリーズは文字通り「速読」英単語、「速読」英熟語です。
つまり早く読めるようになることも目標の一つという訳です。
一通り全部のレッスンを終えているはずなので、ここでWPMを測定してみましょう。
- ストップウォッチで1レッスンを何秒で読めるか測定する
- WPM=単語数(下部に記載)÷ 読むのにかかった秒数 × 60
まずは自分の速読力がどれくらいかを測定して欄外に記載しておきましょう。
速単必修編には和訳の上部に目標タイムが記載されています。
1stの設定秒数がWPM80、2stの設定秒数がWPM100となります。
④繰り返し読む(スキマ時間はリスニングも実施)
そしてまたここから繰り返し何度も読み込んでいきましょう。
英文を暗記するくらいまで覚えれば、かなりの語彙力や速読力が身についてきているはずです。
また、ある程度英文が頭に定着してきたら、移動中などは音声だけで意味を取る練習もしていきましょう。
これを行うことでリスニング力も強化できますよ!
⑤全てのレッスンでWPM200を目指して速読力をつける
④で英文や単語が定着してきたら、また改めてWPMを測定してみましょう。
この頃にはかなりWPMも向上しているはずです。
個人的にはネイティブ会話を聞き取れるレベルにあたるWPM200を目指すのが良いと思います。
最初は大変だと思いますが、WPMが200まで達すると非常に高い英文処理能力が身についてる証拠です。
ぜひこの高みを目指して頑張ってみましょう!
まとめ
今回はZ会の速読英単語必修編と速読英熟語について解説してみました。
これまで述べてきたように、この2冊は非常に優秀です。
1個ずつでもかなり良書ですが、2冊とも持っておくことでより高い語彙力を身につけることが可能です。
いうなれば
速単必修編 × 速熟 = 単語帳の最強タッグ
やり直し英語を始める方にとって、これほど大きな味方になってくれる単語帳はないはずです。
私がまた仮に一から英語をやり直すとなればとりあえずこの2冊は絶対購入します(笑)。
是非2冊ともしっかりやりこんで、脱英語初心者を目指しましょう。
それでは本日はこの辺で!