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こんにちは、よっさんです。
昨年から少しずつ実践していた「多読」。
今年に入って多読にかける時間がさらに増えてきました。
聞いたことはあるけど、多読ってどうやってやるの?
それと多読の効果って何?
そんな疑問を持つ方に、今回は書籍「英語多読 すべての悩みは量が解決する!」をご紹介します。
この本に書かれていますが、多読をする上で大切なポイントは「多読三原則」です!
- 辞書は捨てる
- 分からないところは飛ばす
- 合わないと思ったら投げる
多読のやり方は本当にシンプル。
上記の三原則を守りながらたくさんの英語に触れるだけです。
そして多読において最も大切なのが「楽しむこと」と記されています。
英語を楽しく学びたい方にとって、多読は本当に魅力的ですね。
この書籍は多読を知りたい方にとっては非常に分かりやすい1冊となっています。
今回はまずこの本に記されている多読のポイントを簡単に解説します。
そしてこの本を読んで私が感じた事や実際に行った感想もまとめています。
これから多読を始めたい方は今回の記事を参考にして頂き、ぜひこの書籍も手に取ってみて下さいね!
それでは参りましょう。
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この本に書かれている内容
この本に書かれている主な内容はこちらです。
- 多読と従来の英語学習との違い
- 多読の効果
- 多読で守るべき3つの原則
- 多読の始め方
- 多読(Tadoku)で4技能を鍛える
- 多読の素材を探す方法
- 多読に関するQ&A
ここでは「従来の英語学習との違い」「多読三原則」「多読の効果」「多読の始め方」を簡潔にまとめていきます。
多読と従来の英語学習との違い
多読とはイメージ通り「たくさんの本を読む」ことです。
そして英語多読は従来の英語学習法とは大きく異なった学習法です。
(厳密には多読≠学習法というように著者は述べています)。
学校英語では一つ一つの単語の意味や文法を細かく理解しながら学ぶのが基本的な考えでしょう。
一方で英語多読では細かい意味などは気にせずに、どれだけたくさん英語に触られるかを重視しています。
そして何よりも大切なのは英語を楽しむことです。
楽しいからこそ続けられる!
これは何かを継続する上で非常に大切な考え方です。
英語を学ぶのが面白くない。。でもやらなきゃいけないから。。
そんな風に感じている方は多読を試してみるのも良いかもしれません。
ところでどうやって細かい意味を調べずに英語を読むのでしょうか?
それを可能にするのが次に紹介する多読三原則です。
多読三原則を守ろう
多読をする上でもっとも大切なのが「多読三原則」です。
- 辞書は捨てる(使わない)
- 分からないところは飛ばす
- 合わないと思ったら投げる
「捨てる・飛ばす・投げる」とは、いきなり強烈な縛りです!
つまり辞書は引かず、分からない単語は飛ばして読み進める。
そして、自分に合わない(楽しくない)という本は、読むのを辞めて別の本を読み始める。
この三原則さえ守ればあとは自由というシンプルなものです。
特に三原則の中で辞書を捨てる(使わない)というのは、従来型の英語学習ではありえないことですね。
そんなのできるはずないやろ!
そんな拒絶の声が上がるかもしれません。
でも慌ててはいけません。
できないと思って従来型の英語学習にすぐ戻るのはいったんストップです。
段階を踏めば多くの方が英語を読めるようになるというのです。
多読で期待できる効果
多読を始めると様々な効果があると本書には書かれています。
多読体験者の声を元にすると以下のものがありました。
- 簡単な本だとしても、1冊読み終えた自分に驚く
- 英語に対する恐怖心が無くなる
- 日本語に訳さない習慣でリスニング力が上がる
- 英語の本を読んで涙を流す
- 仕事の英語のメールがスムーズに書ける
- オンライン英会話で「他の日本時とは違う」と褒められる
- TOEICの対策なしで高得点を獲得
これらを見ていると驚くのが、単にリーディング力だけが向上する訳ではないという事です。
つまり多読では4技能全てが鍛えられるというのです。
にわかに信じがたいですが、多くの体験談を読んでいると信憑性が増してきます。
本書では単に読む力だけではなく、4技能を鍛えられることから「Tadoku」という表現の方が適切だとも述べています。
広義のTadokuの中に狭義の多読があるという風に私は解釈しています。
多読(Tadoku)で4技能全てが鍛えられるのは驚きです!
多読の始め方
書籍で紹介されている多読の始め方は至ってシンプルです。
当然、最初から難しい英文を読もうとしてもチンプンカンプンでしょう。
それならどうするか?
それは
絵がたくさん入った本をたくさん読む
つまり読まなくても意味が分かるような本から始めるということです。
最も基本的な方法が「絵本」を使った多読になります。
そして段階を踏んで、少しずつ文字の多い本にステップアップしていきます。
とにかく大切なのは英語を楽しむことです。
多読の効果を実感するには「まずは100万語を目指す」と記されています。
それぐらいの語数に触れる頃には大きな変化があると著者は述べています。
ところで多読で使う本はどうやって探すの?
多読(Tadoku)素材の探し方にはたくさんの方法があります。
本書で紹介されていたのは、Oxford Owl(webサイト)で絵本を無料で手に入れたり、Kindleの電子書籍などです。
また書籍以外に動画を視聴するのであればYouTubeやNetflixなどのVOD、また多聴を行うのであればAudibleなども紹介されていました。
その他の素材を探す方法、使い方、オススメ教材などが本書で詳しく説明されています。
まずは自分が興味を持てる本を探す。
そして多読三原則を守って楽しむだけ!
多読の応用には以下のものが挙げられています。
- シャドーイング
- 字幕なし多観
- 多聴
- 多書
- 多話
- 読み聞かせ
詳しい説明は本書に書かれていますが、どれも非常に効果が期待できます。
自分に合った学習法を組み合わせてみたいですね!
この書籍を読んだ感想
多読の入門書としては最適
本書は多読を知る上で最適な入門書と言えます。
私自身、この本を読むまで多読というものがどういうものか全然理解していませんでした。
ですが読み終わった後に多読およびTadokuというものが十分理解できました。
多読の始め方に関しては先ほど王道の方法(絵本から始める)のみ紹介しました。
絵本はちょっと。。他の方法は無いの?
そんな考えの方もいるでしょう。
ですが本書ではその他の方法も示されていますので、そこからスタートするのも良いでしょう。
また素材の探し方や具体的実践方法、体験談も豊富に載っています。
これから多読を始めてみたい方は、ぜひ読んでおきたい1冊です。
私がこの本で知った多読の魅力
私がこの本で知った多読の魅力は以下の4つです。
- 楽しく英語が学べる
- 実践方法がシンプル
- 継続すれば英語の本も読める可能性がある
- 英会話力も高めてくれそう
以前の私は多読をただ単に意味を理解しながらたくさん英語を読むことだと思っていました。
でもこの書籍を読んで考え方がガラッと変わりました。
最初は「この方法で英語が読める様になるの?」と疑っていましたが。。
でも「楽しむことがモットー、守るのは多読三原則」というシンプルさに魅力を感じました。
さらに元々読書が好きな私にとって、続ければ英語の本が読めるようになるというのワクワクします。
やって損はないし、いずれ大きな結果が得られる可能性がある。
それならやる価値は十分ありです。
最後に「英語が話せる様になりたい」という目標に向けて、多読が英会話力向上にも役立つというのは驚きでした。
この書籍の通り多読でリスニングやスピーキングが向上するのであれば、やらない手はありません。
続けていった先に自分がどうなるかを想像するだけで楽しみですね!
実践して多読が楽しいと実感
やはり多読のことを知るだけではいけません。
私は2021年の10月頃から少しずつ多読を行っていますが、本当に楽しく読むことができています。
はい、もちろん多読三原則は守っています!
私が利用している多読素材に関しては主に二つです。
- Kindle Unlimitedで気になった本
- マンガ(SLUM DUNK)の英語版
私は以前からKindle Unlimitedで読み放題サービスを利用しています。
読み放題対応作品の中には絵本も豊富にありますので、気になった本を片っ端から読むことが可能です。
またマンガ(SLUM DUNK)の英語版も非常に面白いです。
日本語版は中学生の頃から何度も読んだマンガだけに、ストーリーは頭に入っています。
中には難しい単語も出てきますが、ちゃんと飛ばしながらどんどん進めます。
マンガも絵から様々な情報が取り込めるので多読には向いていますね!
実践してみて多読は自分に合っていると実感することができました!
今後は多読(Tadoku)をもっと積極的に行おう
2022年に入り、昨年以上に多読を行う時間が増えました。
楽しく英語を学ぶことを重視している私にとって、この学習法はうってつけです。
今後はもっと多読にかける時間を延ばしていこうと考えています。
さらに発展させて上でやっていきたいことが以下の二つです。
- 字幕なし多観
- 読み聞かせ
この2つはTadokuの実践法として本書でも紹介されていたものです。
「字幕なし多観」とは海外ドラマやアニメなどを英語、日本語問わず字幕をつけずに視聴する手法です。
私は日頃から海外ドラマ学習を実践していますが、基本的に日英同時字幕で視聴しています。
「いずれは字幕を外したい」と考えていますが、本当にできるのかと不安も。。
でもこの書籍で紹介されていた字幕なし多観のやり方は多読と同じ考えです。
つまり子供向けのアニメなどから始め、細かい意味も調べず純粋に映像を楽しむのです。
できるできないを考えず、まずはやってみることが大切です。
いつかではなく、今からできることをやってみよう
また「読み聞かせ」は日本語の絵本と同じ世に、英語の絵本を読み聞かせることです。
最初は自分の発音に自信がないから、子どもの為にもやめといた方が良いだろうなと思っていました。
ですが本書では「発音は気にしなくて良いから、どんどんやった方が良い」と書かれていました。
発音や正しい音はいずれ実につくからとの意見です。
という訳でせっかく子供たちも英語に関心があるので、少しずつ読み聞かせをやってみようと思います。
目指せ家族で多読愛好家!
まとめ
今回は「英語多読 すべての悩みは量が解決する!」について解説してきました。
この本のポイントは以下の通りです。
- 多読はとにかく楽しむことが大切
- 守るべきは多読三原則(捨てる、飛ばす、投げる)
- 多読は読む力だけではなく、4技能を高めることができる
- まずは簡単な絵本などから始める
多読の入門書として基本から具体的な実践方法まで分かりやすくまとめられた書籍です。
今回紹介したポイント以外に本書に書かれているのは
- 多読実践者の体験談
- 多読(Tadoku)素材の探し方
- Tadokuの実践篇
- 初心者が知りたいQ&A
上記の内容が記されています。
多読について知りたい方、これから多読を始めたい方はぜひ読んでみて下さいね。
また、この書籍はKindle Unlimitedの読み放題、およびAudibleの聴き放題対象作品です。
特にKindle Unlimitedでは多読用の絵本も豊富に選ぶことができます。
この書籍を読み終えた後に、多読を始めてみたい方はすぐスタートすることができます。
Kindle Unlimitedは月額980円ですが、最初の30日間は無料体験があります。
まだ使ったことがない方は、ぜひこちらも試してみて下さいね!
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本日はこの辺で。
それでは皆さん、一緒に多読の街へ出かけましょう!
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