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こんにちは、よっさんです。
皆さんは英語力を測るために『スピーキングテスト』を受けたことはありますか?
英語の検定と言えばTOEICを思い浮かべる方が多いかもしれません。
実際に就職や転職、キャリアアップのためにTOEICで高得点を目指す方は沢山いらっしゃいます。
TOEICとひとことで言っても、リスニング力とリーディング力を評価するTOEIC Listening & Reading Testを受ける方が中心です。
一方でスピーキング力とライティング力を評価するTOEIC Speaking & Writing Testsを受ける方はまだまだ少ないのが現状です。
国際ビジネスコミュニケーション協会の報告によると、2019年度の受験者数はTOEIC L&Rが220万5千人に対して、TOEIC S&Wが3万7千8百人らしいですよ!
TOEIC L&Rは英語の能力を測る非常に良いテストですが、『英語を話すスキル』を判定することができません。
近年スピーキング力に関して注目度が上がっており、今後は入試や採用基準として重要となる可能性が高まっています。
英検でもスピーキングテストはありますが、ペーパーテストもセットとなっています。
そこで今回はスピーキングテストのみで受けられる7つをご紹介します。
今回の記事をみれば
こういった疑問が解消できます。
結論から述べると個人的なおすすめはVERSANT(ヴァーサント)と呼ばれるスピーキングテストです。
それではこれから詳細を述べていきます。
スピーキングテストの種類と概要
スピーキングテストの一覧表
まずは各スピーキングテストの概要を一覧表にまとめました。
料金 (税込) | 受験方式 | 所要時間 | 結果通知 | |
E-CAT | 4,950円 | オンライン | 約30分 | 7営業日以内 |
TSST | 8,800円 | 電話 | 約15分 | 16日以内 |
VERSANT | 5,500円 | オンライン (アプリ有) | 約20分 | 直後 |
TOEIC Speking Test | 6,930円 | 会場受験(PC) | 約20分 | 30日以内 |
レアジョブ・ スピーキングテスト | 会員無料 (1~2回) | オンライン | 約20分 | 数日間 |
Linguaskill Business | 6,900円 | 会場受験(PC) | 約15~20分 | 3営業日以内 |
GCAS | 6,900円 | 会場受験 (対面式) | 約15分 | 10営業日以内 |
こうしてみるとオンラインで受験できるテストも多いようです。
ここからそれぞれの詳細について述べていきます。
各スピーキングテストの詳細
E-CAT(イーキャット)
料金(税込):4,950円
受験方式:オンライン 24時間受付
試験内容:①自己紹介②音読③トピック回答④写真回答⑤資料読解⑥質問回答
所要時間:約30分
判定レベル:日常会話
結果通知:7営業日以内にメール送付
評価方法:CEFRに準拠したスコアで評価。E-CATの100点=CEFR(※)のC1/B2レベルの境目
※CEFRとは・・・ヨーロッパ共通言語参照枠のこと。ヨーロッパ全体で外国語学習者の習得状況を表す指標。
E-CATはEnglish conversational ability testの略称で、「ドキドキしないスピーキングテスト」がキャッチフレーズの様です。
この点から考えてみても初心者向けのスピーキングテストと言えそうですね。
24時間オンラインで受けられるのもメリットです。
自信のない方の腕試しとして、このテストはおすすめかと思います。
TSST
料金(税込):8,800円
受験方式:電話 24時間受付(受験期間中)
試験内容:計10問 出題に対して45秒で自分の意見をまとめて答える
所要時間:約15分
判定レベル:日常会話~ビジネス
結果通知:各試験期間ごとに発表日が異なる(試験から16日以内)
評価方法:Lv1~Lv9の9段階と100~995のスコアで評価 CEFRなどの換算目安もあり
TSSTは英語に関するサービスを展開している株式会社アルクが運営するスピーキングテストです。
特徴はいつでもどこでも電話(15分間)で試験が受けられる点でしょう。
さらにその他のテストと大きく異なるのは、問題文が英語だけでなく日本語でも読まれます。
つまりリスニング力は問われないので、純粋にスピーキング力だけを測るテストとも言えます。
解答は45秒以内で行いますが、質問に対する自分の考えをいかにまとめらるかがカギとなりそうです。
ただ料金が8,800円となっており、その他のテストと比較するとやや割高ではあります。
VERSANT(ヴァーサント)
料金(税込):5,500円
受験方式:オンライン(PCまたはスマホアプリ) 24時間365日受付
試験内容:計63問 ①音読②復唱③質問④文の構築⑤ストーリーリテリング⑥自由回答
所要時間:約20分
判定レベル:日常会話~ビジネス
結果通知:テスト終了の数分後
評価方法:GSEやCEFRと相関が高いVERSANTスコアで評価
※GSE(Global Scale of English)とは・・・世界的な英語スキルの指標
24時間オンラインで受けられるテストは他にもありますが、スマホアプリでも受験可能というのは非常に利便性が高いですね!
またフィードバックがテスト後数分で得られるというのも大きなメリットです。
時間の確保するのが難しい方には非常にありがたい試験といます。
採点は最先端のAIによる言語認識と自動採点システムが採用されているようです。
大手企業でもあるJT(日本たばこ協会)やクラレ、楽天などでこのVERSANTが英語力診断として活用されています。
今後も導入する企業や教育機関が増えてくることも考えられるので、注目度の高いスピーキングテストではないでしょうか。
TOEIC Speaking Test
料金(税込):6,930円
受験方式:会場受験(PC利用) 年48回(月に1回で1日4回)
試験内容:①音読②写真描写③応用④提示された情報に基づく応用⑤解決策の提案する⑥テーマに意見を述べる 計11問
所要時間:約20分
判定レベル:日常会話~ビジネス
結果通知:30日以内に公式認定証を発送(web申し込みの方は17日後にweb上でスコア確認可)
評価方法:スコアは0~200点 能力レベル別評価は1~8
TOEICではスピーキングのみのテストもあります。
それがこのTOEIC Speaking Testです。
試験では日常会話レベルからビジネスレベルまで幅広く問われます。
テスト後は通常30日以内に公式認定証が発送され、能力別に8段階で評価されます。
非常に認知度が高いテストですので、就活や転職などにも活用できるのではないでしょうか。
ただこのテストでは日時指定の会場受験です。
時間の都合が付けられない方にはこの点がややデメリットと言えそうです。
レアジョブ・スピーキングテスト
料金(税込):会員ランク別に毎月1~2回無料(注 レアジョブ会員のみ受験可能)
受験方式:オンライン 24時間受付
試験内容:計24問 ①インタビュー(一問一答)②音読③プレゼンテーション④グラフや図を用いたプレゼンテーション⑤ロールプレイ
所要時間:約20分
判定レベル:ビジネス
結果通知:数日間
評価方法:CEFR-J(※)に準拠したレアジョブレベル(該当なし~9)で判定
※CERF-Jとは・・・CEFRを基に日本の英語教育に応用するために開発された指標
オンライン英会話のレアジョブが運営しているスピーキングテストです。
何といってもレアジョブ会員は無料で受けられるのがメリットです。
(日常英会話コースは1回/月、ビジネスコース・中学・高校生コースは2回/月が無料)
またこのテストもオンラインで24時間受けられます。
なお公式サイトによるとビジネス英語に特化した実用性の高いテスト内容となっているようです。
会員の方は定期的に受けることで、学習の進捗状況を把握できるのが良いですね。
Linguaskill Business(リンガスキルビジネス)
料金(税込):6,900円
受験方式:会場受験でPC利用
試験内容:①インタビュー②音読③プレゼンテーション④グラフを用いたプレゼンテーション⑤ロールプレイ
所要時間:約15~20分
判定レベル:ビジネス
結果通知:3営業日以内
評価方法:CEFRレベルとCambridge Englishスケールスコア(上限180)で評価
Linguaskill Business(リンガスキルビジネス)はビジネス英会話の習得を目指す方にはおすすめです。
特にグローバルビジネスで求められる英語力の判定(CEFRレベルとCambridge Englishスケールスコア)ができることを売りにしており、50か国の企業や団体で採用されています。
出題内容は様々な業種に対応できるビジネスに特化した範囲となっており、会場にてPCを利用して解答します。
レベルはやはり高めとなっているため、ある程度の英語力を身につけてから臨む方が良さそうです。
またこの試験も日時と会場が指定されているので、手軽に受験できるテストではないですね。
GCAS(ジーキャス)
料金(税込):6,930円
受験方式:会場受験(面接官との対面式)
試験内容:①インタビュー②プレゼンテーション③ロールプレイ
所要時間:約15分
判定レベル:ビジネス
結果通知:10営業日以内
評価方法:CEFRレベルとGCASスコア(300点満点)で評価
公式サイトによると「ビジネスで求められる実践的な英語力が判定できる」ことがGCASの特徴となっております。
GCASでは英語スピーキングスキル(English Language Skills【ELS】)とビジネススキル(Business Performance Skills【BPS】)の2つを測定するとなっています。
これらによりビジネスシーンで求められる英語力が、どの程度身についているのかを評価します。
またこのテストの大きな特徴が対面式である事。
臨場感があるシチュエーションですので、より実践に近い環境でテストが行われます。
この試験でもグローバルビジネスで必要な能力が評価されるといえそうです。
評価はCEFRに基づいた詳細な評価が得られるので、様々な企業や海外での活躍を目指す方も活用できるようです。
注)企業・団体向けのテストとしてスタートしており、公式サイトには2018年度中に個人向けも開始予定となっていました。
しかしながら、その後の案内は明記されていないので、現時点でも個人受験は行われていない様です。
おすすめスピーキングテスト(総合・条件別)
ここまで7つのスピーキングテストについて紹介しました。
それぞれの特徴を比較した結果、総合的におすすめなスピーキングテストは
VERSANT
ということになりました。
あくまで個人の主観ですが、料金・利便性・レベル・フィードバックの速さなど減点ポイントが少なく非常に優秀なテストと言えそうです。
最後に条件別におすすめのスピーキングテストをまとめておきます。
費用面・・・E-CAT 4,950円 (レアジョブ会員はレアジョブ・スピーキングテストが無料)
24時間受付・・・E-CAT, TSST,VERSANT,レアジョブ・スピーキングテスト
利便性・・・VERSANT(PCだけでなくスマホアプリ有)
初心者・・・E-CAT
ビジネスレベル・・・Linguaskill Business , GCAS
結果通知・・・VERSANT(試験後数分で確認可能)
web環境がなくても受けられる・・・TSST(電話で受験)
日本での知名度・・・TOEIC Speaking Test
対面式でより実践的・・・GCAS
以上参考になれば幸いです。
今後は英語の知識だけではなく英語を使うスキルがより評価されるのではないでしょうか。
特に日本人が弱いと言われているのがスピーキング力です。
スピーキングテスト未経験の方は、ご自身のスキル判定のために受けてみてはいかがでしょうか。
私自身も定期的に受験することで自分の成長度を把握したいと考えています。
上手にスピーキングテストを活用して、自信を持って英語を話せる方が増えれば良いですね。
それではまた!